ニュース
AMD、ソケット式の新プラットフォーム「AM1」を発表:Athlon/Sempron
「Athlon」および「Sempron」が“Kabini”アーキテクチャのAPUとして生まれ変わった。
AMDは3月5日、ソケット式の新しいプラットフォーム「AM1」を発表した。「Kabini」(開発コード名)アーキテクチャのクアッドコアおよびデュアルコアAPUに対応し、同APUは「Athlon」または「Sempron」のブランド名で4月9日より発売される(4月上旬より一部地域で先行発売)。
Kabiniは、CPUにアJaguarコア、GPUにGCN世代のグラフィックスコアを統合したAPUで、DDR3-1600に対応するほか、SATA 3.0(6Gbps)やUSB 3.0などをネイティブサポート。AM1プラットフォームは、大手パーツメーカーとの組み合わせで提供され、主に薄型・軽量・省電力PC向けのmicro ATXおよびminiITXマザーボードがラインアップされる。現時点ではASRock、ASUS、BIOSTAR、ECS、Gigabyte、MSIがマザーボードを提供する予定だ。
関連記事
PS4もXbox OneもAMDはいってる:2013年末、いよいよ“新生AMD”が新たなステージへ
2012年に経営陣を刷新し、ビジネスの転換を図ってきたAMDだが、いよいよその新しいビジネスモデルが本格的に稼働しそうだ。新世代APUでIntelとの差を詰めるAMD:プレイステーション 4にも搭載される「Jaguar」コアって何だ?
AMDの第2世代省電力APU、“Temash”と“Kabini”のアーキテクチャを分かりやすく解説。第2世代の省電力CPUコア“Jaguar”でIntelを追撃:AMDが次世代APUを発表、タブレットや薄型ノートPC向けに省電力化を加速
AMDは“Temash”と“Kabini”の開発コード名呼ぶ省電力APUを、新しいAMD Aシリーズの下位モデルとして追加。また、上位モデルでは現行のAMD Aシリーズで採用するTrinityコアの改良版となる“Richland”に移行することで、パフォーマンスアップを図る。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.