8万円で組みたい! ライトユースでさくさく動くMicro ATXマシン:ショップのダメ出し!(4/4 ページ)
アキバ連載でおなじみの古田氏による「ショップのダメ出し」。今回はそこそこの拡張性と快適さ、そしてコンパクトさを求めて、TSUKUMO eX.の石井さんにこだわりを注ぎこんでもらった。
Windows 8.1を選ぶ理由は「将来のことと最先端の自作を楽しむことを考えて」
ストレージは、CFD販売が扱う東芝製の128GバイトSSD「CSSD-S6T128NHG6Q」のまま。税込み価格は1万1286円。「ブートとボリュームを兼用できる大容量HDDにする手もありますが、サクサク快適というコンセプトを考えるとSSDでいいかなと思います。CSSD-S6T128NHG6Qなら評価が定まっていますし、保証もしっかりしているので安心して薦められます。HDDは余裕があれば後から増設するということで」
OSもDSP版Windows 8.1(64ビット)のままだが、DSP版7 Professinal(64ビット)とどちらも可というつもりだった筆者とは違い、石井さんは積極的な理由で選んでいた。「使うソフトが8.1では動かないというのでなければ、今は7より8.1がいいと思います。OSのサポート期限は発売からだいたい10年くらいですが、7はもう5年過ぎています。ずっと同じ環境で使うつもりなら8.1のほうが2倍くらい長い安心感があるわけです。また、やはり新しいOSのほうが最新のハードを使いこなすのは得意なんですよね。例えば、8.1ならFastBootの最高設定が選べますし、SSDに最適化されていますし。自作の醍醐味のひとつに、最新の技術に触れられるという点があります。そこを考えると、最新のOSを選ぶのが良いしょう」とのことだ。
以上のダメ出しを経て完成したのが下の構成だ。
ダメ出し後の構成表 | ||
---|---|---|
CPU | AMD「A10-7700K」 | 1万7280円 |
マザーボード | ★ASUSTeK「A88XM-PLUS」(A88Xチップセット搭載) | 1万1808円 |
メモリ | ★CFD販売「elixir W3U1600HQ4G」(DDR3-1600 4Gバイト×2枚) | 9180円 |
グラフィックスカード | なし | 0円 |
HDD | なし | 0円 |
SSD | CFD販売「CSSD-S6T128NHG6Q」(128Gバイト) | 1万1286円 |
PCケース | ★Sharkoon「SHA-MA-W1000」 | 6151円 |
電源 | ★サイズ「剛力短2 SPGT2/500P/A」(定格500ワット/フルプラグイン) | 6665円 |
CPUクーラー | ★サーマルライト「TRUE Spirit 120M Rev.A」 | 4094円 |
OS | マイクロソフト「DSP版Windows8.1 64bit」 | 1万3284円 |
★印が変更したパーツ。4月中旬時点のTSUKUMO eX.での税込み価格を採用している |
合計金額は7万9748円。マザーボードとのセット購入によるCPUのネット値引きを適用することで、CPUクーラーを加えながらも、約束通りに予算8万円にまとめた。さすがだ。
実は石井さんには別の構成もダメ出ししてもらっている。「16万円で最強Micro ATXマシンを組みたい」というテーマで近日中に掲載したい。こうご期待!
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