日本ギガバイト、Intel 9シリーズチップセット搭載マザーボードの概要を公開:I AM A……(1/3 ページ)
長時間の動作テストが証明する「高信頼性」マザーボードシリーズが登場。ゲーミングマザーボードでは新しいデザインとコンセプトをアピールする。
信頼の証「ULTRA DURABLE」も新世代に
日本ギガバイトは、5月8日にこれから投入を予定しているインテル未発表チップセット「Intel Z97 Express」「Intel H97 Express」を搭載するマザーボードの特徴を紹介する説明会を行った。
マザーボードラインアップの構成では、従来からある汎用シリーズとゲーミングシリーズ、オーバークロック機能に特化したシリーズに加えて、長時間動作テストを行って安定性と信頼性を重視した新シリーズを加えている。
GIGABYTEのマザーボードで信頼性をアピールする「ULTRA DURABLE」では、毎年新しい技術を取り入れたバージョンを設定し、2013年には「ULTRA DURABLE 5 PLUS」を発表したが、2014年に投入するモデルでは、番号をなくした「ULTRA DURABLU」マザーボードシリーズとして訴求する。
新マザーボードに採用する新しい機能として訴求するのは、まずインタフェースとして競合するマザーボードベンダーの登場予定モデルでも採用する「SATA Express」と「M.2」だ。SATA Expressでは、従来のSerial ATA 6Gbpsを超える10Gbpという転送レートをアピールし、M.2でも10GbpsでSSDを利用できることを利点として紹介する。
GIGABYTE製マザーボードとして採用する独自の特徴では、従来のゲーミングマザーボードと同じく遅延の少ない「Killer E2200」と転送速度に優れたIntel製コントローラを実装した2系統の有線LAN構成、サウンドコントローラにSN比に優れたRealtek ALC 1150を実装し、アナログ信号とデジタル信号を扱うエリアを分けてノイズの影響を低減する音響設計、そして、19言語に対応し、1920×1200ピクセルの高解像度とマウスを使った操作が可能になったUEFI Dual BIOSを紹介した。
日本市場に投入する4シリーズ25製品の実売予想価格を公開
なお、日本ギガバイトは、競合するマザーボードベンダーがIntel 9シリーズチップセット搭載マザーボードについて「公開」にとどめて、価格情報などを公にしていない状況において、日本市場に投入する製品ラインアップと税別の実売予想価格を以下のように明らかにした。
シリーズ名 | 製品名 | 実売予想価格(税別) |
---|---|---|
G1 GAMING | GA-Z97X-Gaming G1 | 4万6000円前後 |
GA-Z97X-Gaming GT | 3万7000円前後 | |
GA-Z97X-Gaming 7 | 2万円前後 | |
GA-Z97X-Gaming 5 | 1万7000円前後 | |
GA-Z97X-Gaming 3 | 1万4000円前後 | |
GA-H97-Gaming 3 | 3万7000円前後 | |
GA-Z97XM-Gaming 5 | 1万7000円前後 | |
GA-H97XM-Gaming 3 | 1万2000円前後 | |
GA-Z97N-Gaming 5 | 1万7000円前後 | |
BLACK EDITION | GA-Z97X-Gaming G1 WIFI | 4万8000円前後 |
GA-Z97X-UD5H | 2万2000円前後 | |
GA-Z97X-UD3H | 1万8000円前後 | |
OC Series | GA-Z97X-SOC Force | 3万円前後 |
GA-Z97X-SOC | 2万7000円前後 | |
ULTRA DURABLE | GA-Z97X-UD7TH | 2万8000円前後 |
GA-Z97X-UD5H | 2万円前後 | |
GA-Z97X-UD3H | 1万6000円前後 | |
GA-Z97X-SLI | 1万5000円前後 | |
GA-H97-D3H | 1万1000円前後 | |
GA-H97-HD3 | 1万円前後 | |
GA-Z97M-D3H | 1万4000円前後 | |
GA-H97M-D3H | 1万円前後 | |
GA-Z97N-WIFI | 1万6000円前後 | |
GA-H97N-WIFI | 1万4000円前後 |
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