お手ごろ価格の10.1型Windowsタブレット「Diginnos Tablet DG-D10IW」実力検証:Winタブ入門機に格安の選択肢(1/3 ページ)
サードウェーブデジノスの「Diginnos Tablet DG-D10IW」は、OSにWindows 8.1 with Bingを採用することで、必要十分な機能を備えながら手ごろな価格を実現したのが特徴だ。使い勝手を見ていこう。
ココが「○」 |
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・価格が安い |
・広視野角液晶を搭載 |
・フルサイズのUSB3.0ポートを装備 |
ココが「×」 |
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・CPU性能がやや低い |
・バッテリー駆動時間が短め |
・microUSB充電ができない |
「Windows 8.1 with Bing」を搭載した格安10.1型タブレット
ドスパラが販売するDiginnos Tablet DG-D10IWは、プリインストールOSに64ビット版Windows 8.1 with Bingを導入したタブレットだ。10.1型の10点マルチタッチ液晶ディスプレイ、64GバイトのeMMC、4Gバイトのメモリを搭載しながら税込み4万1018円からと、手ごろな価格で購入できることが大きな特徴だ。評価機を入手したので、性能や使い勝手をレビューしよう。
Windows 8.1 with Bingは、Microsoftが低価格デバイス向けに戦略的に格安でライセンス提供を行なっているOEM向けのWindows 8.1だ。内容はInternet Explorer 11のデフォルトの検索エンジンが「Bing」に設定されているということ以外は、通常のWindows 8.1と変わらない。購入後にユーザーが手動で検索エンジンを変更することは制限されていないため、ユーザーにとっては通常のWindows 8.1とまったく同じと考えて良いだろう。
コンパクトで軽量なボディ
ボディはカラーリングをブラックで統一しており、裏面カバーは梨地加工をした樹脂製で、左右の端をゆるやかに絞った形状となっている。
評価機には管理用のシールが多く張られていたが、それを除けば、ハードウェア自体のデザインとしてはノイズが少なくシンプルにまとまっている。もっとも、ボタンや端子などの脇には機能を示すアイコンを白でプリントするなど、見た目よりも使い勝手、機能性を重視しているようだ。樹脂製ではあるが、実際に持った時に凹んだりしなったりといったようなことはないソリッドな感触で、堅牢性に不安を感じるようなことはなかった。
公称サイズは、約258(幅)×173.2(奥行き)×10.8(厚さ)ミリだ。最近の10型クラスのタブレットとしては若干厚みがあるものの、フットプリントは小さい部類に入る。重量はドスパラのWebページには約650グラムと記載があるが、実測では575グラムと大幅な違いがあった。数値の違いは気になるが、実測の575グラムならば、10型クラスとしては水準よりやや軽いくらいであり、携帯性は優秀といえる。
バッテリー容量は、CPUID HWMonitorで確認したところ、約25Wh(25160mWh)だった。公称のバッテリー駆動時間は約5.8時間と、最近のタブレットとしてはやや短め。付属のACアダプターはプラグ一体型タイプで、実測サイズ53(幅)×78(奥行き)×40(高さ)ミリ(突起部除く)、実測の重量は約157グラムだった。軽量ではあるが幅も厚みもある形状のうえプラグが収納できないため携帯しやすいとはいいがたい。本体には専用の丸形プラグで接続する。
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