世界初のRealSense搭載PC、新設計の10.1型2in1、8型タブレットも――富士通「FMV」&「ARROWS Tab」秋冬モデルの見どころ:2014年PC/タブレット秋冬モデル(1/3 ページ)
富士通がPCとタブレットの秋冬モデルを投入。個人向けのPCやタブレットに限らず、法人向け、そしてNTTドコモが取り扱うモデルまで、一堂に会する新製品発表会を開催し、同社の「ユビキタスプロダクト事業」が持つ強みをアピールした。
店頭向けに4シリーズ8機種を用意、Office Premium搭載機も
富士通は10月9日、個人向けPC「FMV」シリーズおよびタブレット「ARROWS Tab」シリーズの2014年秋冬モデルを発表した。2014年10月17日より順次発売する。
製品ラインアップは、タブレットの「ARROWS Tab」シリーズ、ノートPCの「FMV LIFEBOOK」シリーズ、デスクトップPCの「FMV ESPRIMO」シリーズに分かれ、店頭向けモデルと直販サイト「富士通 WEB MART」で取り扱うカスタムメイドモデル(購入時に仕様変更が可能)を販売する。
個人向け店頭モデルのラインアップ
店頭モデルは以下の4シリーズ8機種を用意する。詳細はそれぞれの記事を参照いただきたい(製品名をクリックすると各記事へ移動)。
- 横幅が狭く片手で持ちやすい8型Windowsタブレット「ARROWS Tab QH33/S」
- 着脱キーボード+筆圧ペン+10.1型WUXGA液晶の2in1「ARROWS Tab QH55/S」
- Officeを強化した主力のA4ノートPC「FMV LIFEBOOK AH」(AH77/S、AH53/S、AH42/S)
- 3スタイルで利用できる23型の液晶一体型PC「FMV ESPRIMO WH」(WH77/S、WH53/S)
- 21.5型の液晶一体型PCエントリーモデル「FMV ESPRIMO FH52/S」
このうち、FMVの6機種はオフィススイートが強化され、Office Home & Business Premiumと1年間のOffice 365サービス(以下、Office Premium)を搭載する。ARROWS Tabの2機種はOffice Premiumではなく、従来同様のOffice Home and Business 2013だ。
また、同社の個人向けクラウドサービス「My Cloud」とはがき作成ソフト「筆ぐるめ21」を連携させ、My Cloudで整理した写真を編集し、ボタン1つで筆ぐるめ21に送って年賀状を作成できる機能を追加した。
個人向けカスタムメイドモデルのラインアップ
富士通 WEB MARTで販売するカスタムメイドモデルは、以下の5シリーズ6機種が新製品だ。
- ARROWS Tab QHシリーズでQH55/Sベースの「WQ1/S」
- FMV LIFEBOOK AHシリーズの「WA2/S」「WA1/S」
- FMV LIFEBOOK UHシリーズでUH55/Mベースの「WU1/S」
- FMV ESPRIMO WHシリーズの「WW1/S」
- FMV ESPRIMO FHシリーズでFH52/Sベースの「WF1/S」
新機種のうち、FMV ESPRIMOのWH77/S、WH53/S、FH52/S、WW1/S、WF1/S、FMV LIFEBOOKのAH77/S、WA2/S、ARROWS Tab QH55/Sは標準時より約30%ブルーライトを低減できる「ブルーライトカット」モードも搭載した。
継続販売される店頭/カスタムメイドモデル
なお、以下の店頭モデルは従来モデルを継続販売する。
- 大人世代向けの15.6型ノートPC「GRANNOTE(FMV LIFEBOOK AH90/P)」
- 光学ドライブ搭載の13.3型モバイルノートPC「FMV LIFEBOOK SH90/M」
- 女性向けの13.3型ノートPC「Floral Kiss(FMV LIFEBOOK CH75/R)」
- 13.3型コンバーチブルUltrabook「FMV LIFEBOOK TH90/P」
- 13.3型エントリーUltrabook「FMV LIFEBOOK UH55/M」
- 23型のテレビ機能付き液晶一体型PC「ESPRIMO FH78/RD」
同様に以下のカスタムメイドモデルも継続販売だ。
- FMV LIFEBOOK SHシリーズの「WS1/M」「WS2/M」
- FMV LIFEBOOK THシリーズの「WT1/P」
- ESPRIMO FHシリーズでFH78/RDベースの「WF2/R」
- ESPRIMO DHシリーズの「WD1/L」 ※店頭モデルにないスリムデスクトップPC
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