「これからの主力候補」GeForce GTX 960カードが一斉に登場! アキバの評判は?:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
先週最大の目玉は1月23日に発売されたGeForce GTX 960だ。3万円前後で各社からカスタムモデルが複数登場しており、すでにモデル単位で売れ筋が予想できる状況になっている。
ビットフェロウズの“復活”メカニカルキーボードや500GバイトのUSB 3.0型SSDもデビュー
入力デバイスでは、ビットフェロウズからメンブレンタイプのゲーミングキーボード「BFKB109UP1」が登場している。価格は5200円前後だ。パソコンSHOPアークは「ダーマポイントのスタッフが集まって立ち上げたメーカーでして、コレもダーマポイントが2013年に出した『DRTCKB 109UP1』のリニューアル版と言われています。見た目もそっくりですし。前のモデルが好きな人にはちょうどいい新製品だと思います」と解説する。
サムスン電子からは、USB 3.0接続のSSD「Portable SSD T1」が売り出されている。500Gバイトモデルが3万9000円弱で、250Gバイトモデルが2万4000円弱となる。速度はいずれもリードライト共に最大450Mバイト/秒。本体サイズは71(幅)×53.2(奥行き)×9.2(高さ)ミリ。付属のUSBケーブルを介してPCにつなげる。「USBメモリでは持て余すほどの大容量データを持ち歩きたいという人向けです。どれだけ売れるかは予想がつきませんね」(オリオスペック)。
最後は、ギガバイトのB85マザー「GA-B85M-Gaming 3」。micro ATXサイズのシンプルな構成ながら、高品質なオーディオコンデンサを採用し、ノイズが乗らないように回路設計を配慮するなど、音響性能にこだわった作りになっている。価格は9000円弱だ。
某ショップは「ギリギリ音響回りでゲーミングの名を保っている感じですね。まあ、オーバークロックせずにマシンを使うなら低価格なわりには良いモデルだと思います」と、やや突き放し気味に話していた。
関連キーワード
アキバ | 古田雄介のアキバPickUp! | パーツショップ | 自作 | PCパーツ
関連記事
- 連載:週末アキバ特価リポート
- 連載:古田雄介のアキバPickUp!
2014年のアキバまとめ後編:GTX 980/970が新たなハイエンド像を、「Windows 8.1 with Bing」が新たなジャンルを生んだ
自作の街・アキバの2014年を象徴する8大トピックス。後半の4テーマは「DDR4対応のX99」と「GeForce GTX 980/970」「超小型PC」、そして「円安による値上がりと特価競争」だ。2014年のアキバまとめ前編:XPマシンの代わりに小型の7マシンを組む雰囲気に
自作PC街としての「アキバの2014年」を前編/後編に渡って8大トピックで振り返る。前半の4テーマは「Kaveri」と「消費税×XP終了」「ベイトレ」そして「Haswell Refresh&Intel 9シリーズ」だ。2013年のアキバを振り返る(後編)
前編に続き、自作PC街としてのアキバの2013年を振り返る。残るテーマは「奮闘するWindows 8.1」「開拓を先導し続けるNUC」「週末の華であり続けたSSD」「街のプチ再編と新たな兆し」だ。2013年のアキバを振り返る(前編)
自作PC街としてのアキバの2013年を、7つのテーマに分けて振り返ろう。前編のテーマは「レベル違いの円安値上げ」「熱い展開のグラフィックスカード」「小石もなかったHaswellの覇道」だ。アキバの深夜販売に300人――変わらない熱狂とちょっとした変化
Haswellこと第4世代Coreの深夜販売は予想以上のユーザーが集まり賑わった。その熱気の度合いや取り巻く環境の変化などの空気感をリポートしたい。パーツショップ栄枯盛衰(前編):まだオレらのホームだった「電車男」以前――自作PCの街アキバを振り返る
映画「電車男」がヒットした2005年。街の再開発が進み、思えばそのころから“自作の街・アキバ”の空気が変わっていった。当時の空気感を写真とともに振り返ってみよう。パーツショップ栄枯盛衰(後編):写真で見るアキバ10年史
自作の街・アキバはこの10年でどんな変化を遂げたのか。街のキーポイント18カ所の変遷を追いかけてみよう。とにかく、写真とキャプションで。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.