レビュー

見たらきっと欲しくなる!360度開く2in1 PC「LaVie Hybrid ZERO HZ750/AA」2015年PC/タブレット春モデル詳細レビュー(2/3 ページ)

あるときはクラムシェル型ノート、またあるときはタブレット。そんな13.3型 2in1 PCが“LaVie Zの後継”として登場した。薄さと軽さと多様性で話題の実力は? 

クラムシェルとスレートでスタイルで使えるまさに2in1

 軽量、そして、360度回転ディスプレイと特徴を備えたLaVie Hybrid ZERO HZ750/AAだが、実際の使用感はどうか。

 360度開くディスプレイのの開閉はスムーズだ。360度開く機構の決め手は、ディスプレイとキーボードを備えた本体ユニットを2カ所でつなぐ2軸ヒンジにある。ディスプレイ側とキーボード側それぞれに向けたヒンジでは、180度開くまではディスプレイ側のヒンジが動き、180度を超えると本体ユニット側のヒンジが動く仕組みだ。この切り替わりのときだけ若干手応えがあるほかは、特にひっかかることもなくスムーズに開閉できる。

ディスプレイの開閉に要する力は、重くなく軽すぎもなく、まさにちょうどいい加減に調整している
ディスプレイ側と本体側のそれぞれに軸を用意したヒンジは、開度180度まではディスプレイ側、180度を超えると本体側が動く仕組みだ

 なお、LaVie Hybridシリーズで15.6型ディスプレイを搭載する「LaVie Hybrid Advance」には、ディスプレイを180度以上開いたときに、キーボードを保護するために周囲がせり上がってくる「ライジングキーボード」機構を採用しているが、LaVie Hybrid ZEROシリーズではこの機構を搭載していない。それでも、だいたい330度程度開いた時点で、自動的にキーボードとタッチパッドの操作を受け付けなくなる。「タブレットとして使っているときに、裏側のキーを触って誤作動させてしまう」という心配は無用だ。

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 HZ750/AAの実機に触れてみて、誰もが驚くのはその軽さだろう。13.3型ディスプレイとキーボードを搭載してていながら、Windowsタブレットとして使える主なキーボード付きデバイスの重さと比較すると、多くがHZ750/AAよりもディスプレイサイズが小さいにも関わらず、本体の重さはHZ750/AAが軽い。

モデル名 本体 キーボード 合計
LaVie Hybrid ZERO HZ750/AA(13.3型ディスプレイ) 926グラム
Surface Pro 3(12型ディスプレイ) 800グラム 295グラム(別売) 1095グラム
Lets note MX CF-MX4HDQJR(12.5型ディスプレイ) 1118グラム
dynabook KIRA L93 PL93PGP-ZHA(13.3型ディスプレイ) 1300グラム 450グラム 1750グラム
ThiinkPad Yoga(12.5型ディスプレイ) 1610グラム

 キーボードの使い勝手も良好だ。最下段のキーを中心にやや幅狭になっているキーはあるものの、全体的にはゆったりした作りで、キーを押してもがたつくところなどはなく、安心してタイプできる、

キーボードはピッチ18.5ミリ、ストローク1.2ミリを確保している

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