軽量、そして、360度回転ディスプレイと特徴を備えたLaVie Hybrid ZERO HZ750/AAだが、実際の使用感はどうか。
360度開くディスプレイのの開閉はスムーズだ。360度開く機構の決め手は、ディスプレイとキーボードを備えた本体ユニットを2カ所でつなぐ2軸ヒンジにある。ディスプレイ側とキーボード側それぞれに向けたヒンジでは、180度開くまではディスプレイ側のヒンジが動き、180度を超えると本体ユニット側のヒンジが動く仕組みだ。この切り替わりのときだけ若干手応えがあるほかは、特にひっかかることもなくスムーズに開閉できる。
なお、LaVie Hybridシリーズで15.6型ディスプレイを搭載する「LaVie Hybrid Advance」には、ディスプレイを180度以上開いたときに、キーボードを保護するために周囲がせり上がってくる「ライジングキーボード」機構を採用しているが、LaVie Hybrid ZEROシリーズではこの機構を搭載していない。それでも、だいたい330度程度開いた時点で、自動的にキーボードとタッチパッドの操作を受け付けなくなる。「タブレットとして使っているときに、裏側のキーを触って誤作動させてしまう」という心配は無用だ。
HZ750/AAの実機に触れてみて、誰もが驚くのはその軽さだろう。13.3型ディスプレイとキーボードを搭載してていながら、Windowsタブレットとして使える主なキーボード付きデバイスの重さと比較すると、多くがHZ750/AAよりもディスプレイサイズが小さいにも関わらず、本体の重さはHZ750/AAが軽い。
モデル名 | 本体 | キーボード | 合計 |
---|---|---|---|
LaVie Hybrid ZERO HZ750/AA(13.3型ディスプレイ) | 926グラム | ||
Surface Pro 3(12型ディスプレイ) | 800グラム | 295グラム(別売) | 1095グラム |
Lets note MX CF-MX4HDQJR(12.5型ディスプレイ) | 1118グラム | ||
dynabook KIRA L93 PL93PGP-ZHA(13.3型ディスプレイ) | 1300グラム | 450グラム | 1750グラム |
ThiinkPad Yoga(12.5型ディスプレイ) | 1610グラム | ||
キーボードの使い勝手も良好だ。最下段のキーを中心にやや幅狭になっているキーはあるものの、全体的にはゆったりした作りで、キーを押してもがたつくところなどはなく、安心してタイプできる、
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.