4月も終盤に差し掛かり、新生活に慣れ始めた方も多いだろう。進学や就職などで環境が変わると、スマートフォンやデジタルカメラで写真や動画を撮る機会も増える。さらに、目前に迫った大型連休も控えており、大切な思い出を記録すればするほど、デジタルデータは膨れ上がっていく。
しかし、最近のスマホは高画質化が進んでおり、データ容量が大きくなっている。常にPCやスマホの内蔵ストレージを圧迫してしまうことだろう。クラウドストレージを使う方法もあるが、容量を増やすほどサブスクリプションのコスト負担も重くのしかかってくる。
こうした容量不足のジレンマを解消する選択肢として注目したいのが、日本シーゲートから登場した、大容量デスクトップHDD「Seagate One Touch Desktop External Hard Drive」(以下、One Touch HDD)だ。実機を触る機会を得たので、その実力や便利さを検証してみたい。
One Touch HDDはその名の通り、デスクトップでの利用を想定した外付けHDDだ。容量ラインアップは8TB/20TB/24TBを用意している。公式情報によれば、8TB容量モデルはRAW写真を約20万枚、フルHD動画を約800時間分、4K動画を約120時間分保存できるという。最上位モデルの24TBモデルであれば、旅行で撮りためた高解像度の動画やRAW写真であっても、容量を気にせずガンガン保存できるだろう。
直販価格は8TBが259.992米ドル(約4万1450円)で、20TBと24TBについては記事執筆時点で確認できていない。
まずは、パッケージの中身を見ていこう。本体の他に、約0.5mのUSB Type-Cケーブル、クイックスタートガイドなどと非常にシンプルだ。
ここで「おや?」と思った人もいるかもしれない。そう、大容量のデスクトップストレージといえば、“ゴツい”ACアダプターが必須なのが常識だが、本パッケージにはそれが入っていない。本製品は15W以上で出力可能なPCとUSB Type-Cケーブル1本をつなぐだけで駆動する「バスパワー駆動」に対応している。
壁のコンセントを探す必要がなく、限りあるコンセントを占有することもなく、デスク周りの配線をスッキリさせられる。
対応OSはWindowsとmacOSと幅広い。デフォルトでのフォーマット形式はexFATで、macOSでTime Machineを利用するには再フォーマットが必要な点に注意したい。万が一のデータ障害に備えた「Rescue Data Recovery Services(データ復旧サービス)」が無料で2年間付帯するので安心だ。
サイズは実測値で130(幅)×188(奥行き)×40(高さ)mm、重さは1058g(付属ケーブルを合わせると1082g)で、持ち運べないわけではないものの、覚悟が必要になるサイズ感だ。この安定感が、デスクトップHDDであることを再認識させるものとなっている。
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