インテル、秋田美人に「Compute Stick」「Surface Pro 3」をアピール:こちらでは安定して動いていました(1/2 ページ)
「こんなに小さくなったら画面が見えないわよ」「ディスプレイはこちらでございます、奥様」という会話もあったとかなかったとか。
“発売前”のCompute Stickが秋田の地で安定動作
インテルは、5月16日に秋田市で開かれたイベント「ABSまつり 2015」に、最新のPCやユーザーインタフェースをアピールするブースを出展した。
これは、インテルが現在進めているプロモーション企画「インテル&マカフィー 春の移動展示会」の一環で、日本の3カ所で行う地元テレビ局主催のイベントで、インテルのCPUを搭載する「Surface Pro 3」をはじめとする2in1 PCや、“まもなく登場する予定”の「Compute Stick」、そして、マカフィーが提供するセキュリティユーティリティをイベント来場者に紹介するのが目的だ。
2015年春のプロモーションでは、すでに5月2~3日に鹿児島県鹿児島市で行った「KYT天☆テレまつり2015」に参加しており、6月20~21日には、万代ファミリーフェスタ2015(新潟テレビ21主催、場所は万代シティパーク 11~17時)でブースを出す予定だ。
ABS祭り2015のインテルブースで展示していたのは、2in1 PCの「Surface 3 Pro」のほかに、東芝の「dynabook R82」、インテルアーキテクチャタブレットとしてデルの「Venue 8 7000」、そして、小型キューブタイプデスクトップのNUC「NUC5i5RYK」とスティックタイプPC「「Compute Stick」を並べていた。
スレートタイプの本体とキーボードが分離する2in1 PCの特徴についてはテレビCMの影響もあって多くの来場者が知っていたものの、コンパクトなボディでWindowsが動作するCompute Stickには興味を示す人が多かった。中には、ディスプレイを搭載するノートPCがそのまま小さくなったと思ったらしく「こんなに(ディスプレイが)小さくなったら文字が見えない」といわれて、「いえ、これ(Compute Stick)がディスプレイに差さって、大きな画面で見ることができるんですよ」と説明する場面もあったそうだ。
最新ユーザーインタフェースとしてインテルが認知度向上に注力する「RealSenceテクノロジー」のアピールでは、これまでと同じように、しくみデザインが開発した音楽演奏アプリケーション「KAGURA」を使ったデモを行っていた。
KAGURAは、PCに接続したRealSence 3Dカメラでユーザーの動きを距離情報も併せて検出することで音楽を演奏できるアプリケーションだ。インテルがRealSenceテクノロジーを訴求するイベント展示では定番のアプリケーションだが、ユーザーの動きを検出して音を鳴らすまでの“反応”がやや鈍く、慣れないと操作が難しい場合もあった。しかし、最近になってハードウェアの処理能力向上とアプリケーション側の改善などで、ユーザーの動きにぴったり合わせた“演奏”ができるようになってきたこともあって、会場ではイベントで初めて操作する子供(それも就学前の小さな子供)でも飽きることなく興味を持ってPCに向き合っていた。
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