Visual Studio 2015発売前の今だからおすすめする「MSDN最新購入ガイド」:これから買うならUltimateかPremiumを選ぶべし!
Build 2015で発表があったように、Visual Studio Codeのプレビュー版提供など、オープンソース化がさらに進むMicrosoft。開発者にとっては必要なツールとサービスの提供が進み、ますます今後への期待も高まっている。
昨今のエンジニアは、開発プロセスのすべてに責任を持つことが求められているが、実際の開発現場では経験もスキルもまちまちなのが通常である。MSDN(Microsoft Developer Network)はより一層、ビジネスの変化・スピードに対応した開発体制の構築に不可欠となってきた。
これから発売が予定されている「Visual Studio 2015」では、エディションの統廃合があり、PremiumとUltimateが統合され、新たにEnterpriseというエディションが登場する。PremiumもしくはUltimateのユーザーは、Visual Studio 2015のリリース時に、自動的にEnterpriseへのアップグレードが無償提供されるので、これから買うならUltimateかPremiumを選ぶべきだ。
新規でMSDNを購入する場合
MSDNの契約形態にはいろいろあって迷ってしまうが、Premium/Ultimateは決して安価な製品ではないため、購入方法をよく確認したい。
MSDNの購入方法は大きく分けて、パッケージ版とライセンス版の2タイプがある。主な違いはMSDNサブスクリプション期間の契約年数だが、パッケージ版は2015年中に販売終了が予定されていることもあり、これからはライセンス版購入の一択としてよいだろう。
Professionalユーザー必見! 現在契約中のMSDNを上位エディションに変更したい
Visual Studio 2015に向けて、今一番声が上がっているのが、Professionalユーザーが、上位エディションに変更したいという要望である。
この場合、更新タイミングか、契約途中でのエディション変更かで注文方法が異なる。
(1)更新タイミングでエディションを変更したい場合
例えば、Open BusinessでProfessionalを保有している場合、Open ValueプログラムでProfessionalの更新手続きをしつつ、Premiumへのステップアップライセンスを同時注文し、エディション変更とする。
(2)契約途中でエディションを変更したい場合
Open ValueでProfessionalを保有している場合、ステップアップライセンスを購入することで、エディションの変更が可能となる。ただし、現在の契約の残余期間とエディション変更の注文タイミングにより、発注型番が異なる。
販売店に、契約番号と満了日を連絡して相談したい。もし、パッケージ版やOpen BusinessでProfessionalを保有している場合、残念ながら契約途中でのエディション変更ルールがないため、新規でもう1契約購入することとなる。
詳しくはこちら↓
- 相談先 → お問い合わせフォーム
契約期限が切れてしまったがMSDNを使いたい
契約形態により、満了日を過ぎても更新手続きが可能だ。新規価格と更新価格は大きく異なるので、手続き可能な期間内に更新価格で手続きを完了させたい。なお、契約満了日を過ぎると、MSDN会員ページにログインできなくなる。
関連記事
視覚的VR技術から動作を行うVR技術へ:進化するVirtual Realityの世界と入力装置としての「Leap Motion」
Oculus Riftから再び火がついたVirtual Realityの世界。さまざまなVRデバイスの登場により、視覚的VRから動作を行うVRへ新たな進化を見せています。WindowsユーザーのUnity開発をサポート:Unityの開発をさらに効率化! 「Visual Studio Tools for Unity」を利用する
Unityを編集する際には、規定では付属のMono Developを使います。しかしWindowsアプリケーションの開発者であればVisual Studioを使いたいところ。今回はそれをかなえる無償ツール「Visual Studio Tools for Unity」を紹介します。2つのデバイスで新しい世界を体感:「Leap Motion」が「Oculus Rift」の“目”になる! 新体験を生み出すVRアプリケーション開発
「Oculus Rift」をかぶると、目の前に仮想空間が広がり、よりコンテンツに入り込んだ体験ができます。これに入力装置としての「Leap Motion」を組み合わせることで、リアリティある仮想空間を作ることが可能です。雰囲気をプログラミングなしに体験:プログラムを書かずに試せる! 「Leap Motion」+「Unity」のアプリケーション開発
「Leap Motion」でアプリケーションを開発するには、いくつかの方法があります。ここではその中から「Unity」というゲームエンジンを使ってアプリケーションを開発する方法について紹介します。VRコンテンツをLeap Motion×Oculus Rift×Unityで始めよう!:進化した「Leap Motion」と「Oculus Rift」で広がるVR(Virtual Reality)の活用シーン
Leap Motionは米Leap Motionが開発・販売している、手や指の検出に特化したセンサーです。日本ではBBソフトサービスが提供をしています。2012年の発売以降、モーションセンサー市場の広がりに伴い、商業利用も増えてきました。新年度に向けて準備する項目をチェック!:いちばん賢い買い方はコレだ! 次期「Visual Studio」に備えよう
2015年中の発売が予定されている「Visual Studio 2015」。一方、役目を終えようとしているTechNetやVisual Studio Express――新年度はどう備えるべきか。2人のプロフェッショナルが語り合う:高橋忍(Microsoft)×轟啓介(Adobe)対談――進化するアプリ開発現場でデベロッパーとデザイナーの関係はどうあるべきか?
スマホやタブレットの普及により、業務アプリ開発の環境も変わりつつあるが、それに対応できる体制は整っているだろうか。この対談では日本マイクロソフトの高橋忍氏、アドビシステムズの轟啓介氏が、デベロッパーとデザイナー、それぞれの視点から、今後のアプリ開発における問題と解決策、そして理想について語り合う。コストを抑え、チャンスはモノに:iPhoneもAndroidも!! マルチプラットフォーム対応の開発ツールを導入しよう
iPhone、Android、そしてWindowsのデスクトップなど、複数のプラットフォームにアプリを用意するため、それぞれの開発言語やツールを学ぶのは大変です。そこで、1つの言語、1つのツールで複数のプラットフォーム向けに開発が行える方法を紹介します。Visual Studioで何ができる?:これから開発を始めるなら必見! より使いやすくなった「Visual Studio」
「Visual Studio」は高機能な総合開発環境(IDE)。特にCommunityエディションは有償であるProfessional相当の機能を備えながら、無償で利用できるのが特徴です。無償でできること、できないことを解説します。盲点!? 1年契約で買うと高くつく:「MSDNサブスクリプション」を契約する上で押さえておきたい3つのこと
実はもったいない1年契約! コスパの良いライセンス購入でAzureの無償利用特典もある「MSDNサブスクリプション」を使おう。オンラインで見積書がすぐ取れる!:「モバイルファースト」を実現したい全ての方へ――開発者向けプロショップ“Developer Tools Store”が目指したこと
ソフトウェア開発の主流はPCからスマートデバイスへ――「モバイルファースト」時代のニーズに応える開発者向けプロショップ「Developer Tools Store powered by LICENSE ONLINE」がオープンした。これまでのオンラインストアと何が違うのだろうか?開発現場でのコミュニケーションをより円滑に:開発者でも覚えておきたい! 「初めてのPhotoshop」
大規模な開発になるほど人が多くなる開発現場。自分の考えを正確に伝えるために見た目のよい資料でプレゼンテーションを行おう!
関連リンク
提供:BBソフトサービス株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2015年6月14日
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.