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microSDXCカード128Gバイトが9000円切り、円安なのになぜ?週末アキバ特価リポート(1/2 ページ)

円安傾向から大容量HDDなどの値上がりがじわじわ起きている今週末。その中でフラッシュメモリ系では逆に値下がるものもある。その理由とは?

「いつまで続くかは見えないです」――サンディスクの128Gバイトで8980円

 6月以降、円安の影響によるPCパーツ値上がりのウワサが広がる一方で、大容量メモリカードの値下がりも起きている。実際、いくつかのショップでは128GバイトのmicroSDXCカードの最安値が9000円を割り込んでいた。

 パソコンハウス東映の場合、サンディスクのULTLAシリーズ「SDSDQUAN-128G-G4A」(UHS-1、48Mバイト/秒)と、スーパータレントの「ST28MSU1P」(UHS-1、70Mバイト/秒)がともに8980円だ。

パソコンハウス東映のPOP。期間限定扱いでSDSDQUAN-128G-G4Aが8980円となっている

 同店は値下がりの背景について「複数のフラッシュメーカーの決済が6月末なので、それまでに在庫を減らす狙いがあるみたいなんですよ」と話していた。6月初旬のタイミングで仕入れ値が下がったものがいくつかあったとのことで、その影響は為替の変動を超えるものだったと推測される。

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 ただ、6月末の決済が目的だとしても、現在の価格がいつまで続くかは在庫や市場の状況に影響されるので分からない。大容量のメモリカードを探している人は早めに入手するのが得策かもしれない。

パソコンハウス東映に並ぶサンディスク「SDSDQUAN-128G-G4A」と、スーパータレント「ST28MSU1P」
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