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「性能向上より端子増がポイントかも」――新世代スティックPCが出回る:古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)
Cherry Trail世代のAtomを搭載したスティックPCが秋葉原に出回っている。やや縦長になり、基本スペックも向上しているが、何よりUSB端子の強化が注目されているようだ。
下辺も2.5ミリ幅の狭額23.8型液晶とRaspberry Pi専用7インチ液晶が登場!
ディスプレイ関連では特徴的な新製品が目立っていた。
LGエレクトロニクスから登場したのは23.8型のフルHD液晶「24MP88HV-S」。IPSパネルを採用した応答速度5msのモデルで、2系統のHDMIと1系統のミニD-Sub 15ピンを搭載している。5ワット+5ワットのステレオスピーカーを内蔵しながら、四辺のベゼル幅を2.5ミリに抑えているのが特長だ。価格は3万円弱となる。
BUY MORE秋葉原本店は「見た目にこだわりたいなら必見のモデルですね。スタイリッシュでいて非光沢なので、仕事用にも使いやすいです。ここまでの付加価値があれば、この価格帯でもありだと思います」と評価していた。
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ニッチな分野の注目株は、シングルボードコンピューターの「Raspberry Pi」で使うための7型液晶「Raspberry Pi 7" LCD」だ。10点タッチが可能なタッチパネル式で、解像度は800×480ピクセルとなる。背面にはRaspberry Piを固定できるスペースが設けられており、一体型コンピュータとして活用できるのがポイントだ。価格は1万2800円。
入荷したパソコンハウス東映は「これからセットで買っていく人が増えれば。ただ、海外だと8000円くらいの想定だったみたいですが、国内に入れるとどうしても高くなってしまうんですよね。そこをどうみられるかかなと思います」と話していた。
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