調査リポート

ネットのエイプリルフールネタ、約半数が既に「飽きている」

 Twitterの投票機能を使ってネットのマジョリティー(多数派)を調査する本企画。第15回目のお題は「今年のエイプリルフール楽しめた?」で、総投票数は120票でした。たくさんの投票とご意見ありがとうございました。

 結果は「前から飽きている」が49%、「ネタによっては楽しめた」が29%、「あまり楽しめなかった」が14%、「とても楽しめた」が8%となりました。調査ではネタ次第で楽しめるユーザーも存在する一方、既に半数近くが飽きていることが分かりました。

 調査の中には「最近はうそかどうか判断できないネタも増えてきたのが気になる」という人も。前回の記事では米GoogleのGmailチームによるトラブルも紹介しましたが、ユーザーにとってジョークなのか真実なのか分かりづらいネタはあまり歓迎されないようです。

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 Twitter上では企業の担当者がエイプリルフール企画の苦労を吐き出すツイートもあり、「無理やりやっても面白くない」「3月31日の深夜に出社はかわいそう」などさまざまな意見がありました。

 ネタ次第で広告効果も期待できるエイプリルフールですが、運用の体制を整えたり、飽きつつあるユーザーを引き寄せたりするために、来年は企業も何かしらの手だてが必要なのかもしれません。

 次回も気になるテーマでTwitter投票を実施するので、お楽しみに!

「ネットのマジョリティー」(ネトマジョ)とは

ITやネットにまつわる気になる話題を見つけてどんどん調査していく連載。調査の一環としてTwitterなどで読者アンケートを実施し、世間の声を拾っていきます。

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