Twitterの投票機能を使ってネットのマジョリティー(多数派)を調査する本企画。第13回目のお題は「iPhone SE(仮)で最も欲しい機能は?」で、総投票数は374票でした。たくさんの投票とご意見ありがとうございました。
結果は「高性能な“A9”プロセッサ」が56%、「感圧タッチの“3D Touch”」が14%、「高速な第2世代“Touch ID”」が13%となりました。「その他」を選んだ17%の中には「本体のカラーバリエーションを増やしてほしい」など、ネトマジョ調査部のまわりでも「インカメラの画素数を増やしてほしい」と言った別の要望も多くありました。
Appleが3月21日(米国時間)に発表したiPhoneの新モデル「iPhone SE」から、ユーザーから求められていた機能と実際に発表された製品情報を比較してみましょう。
調査の中で最も求められていた高性能の「A9」プロセッサは、ユーザーの期待通り搭載されました。CPUとGPUはiPhone 6sと同程度、CPUはiPhone 5sの2倍、GPUはiPhone 5sの3倍のパフォーマンスを実現するようです。とはいえ、こちらは事前にある程度、信頼度の高い情報が流されていたこともあり、予想通りと言ったところ。
一方で、合わせて3割弱のユーザーが一番に希望していた「3D Touch」や最新の第2世代「Touch ID」は非搭載。仕様を変更しようとすると、細かなパーツやサイズの調整、部品構造まで変更する必要があるため、いったんは5sの仕様を引き継ぐ流れとなったことが推測できます。
一部ユーザーから新色を期待されていた本体カラーは、5sにはなかった「ローズゴールド」が追加されることになりました。
A9プロセッサ搭載に加え、1200万画素のアウトカメラ、4K動画の撮影対応とハイパフォーマンスな仕上がりとなったiPhone SEは、日本を含む各国で3月24日に予約を開始し、3月31日に発売。今から発売が楽しみですね。
次回も気になるテーマでTwitter投票を実施するので、お楽しみに!
「ネットのマジョリティー」(ネトマジョ)とは
ITやネットにまつわる気になる話題を見つけてどんどん調査していく連載。調査の一環としてTwitterなどで読者アンケートを実施し、世間の声を拾っていきます。
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