本格ゲーミングから普段使いまで お手頃価格が魅力の「ideacentre Y700」:質感高し(3/4 ページ)
レノボ・ジャパンの「ideacentre Y700」は、Skylake世代のCore iプロセッサやSSD+SSHD、ミドルレンジのGeForce GTX960を備えるゲーミングPCだ。コストパフォーマンスにも優れており、無線LANやBluetoothも搭載するなど、オールラウンダーなPCといえる。
各種ベンチマークソフトで実力を見る
- パフォーマンステスト
- CINEBENCH R11.5(CPU性能評価)
- CINEBENCH R15(CPU性能評価)
- Crystal Disk Mark 5.1.2(ストレージ性能評価)
- WinSAT(PC総合評価)
- PCMark 7 1.4.0(PC総合評価)
- 3DMark 1.2.362(3D性能評価)
- FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼアベンチマーク キャラクター編(3D性能評価)
- ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k(3D性能評価)
- 放射温度計(シンワ製、レーザーポイント機能付き)でボディー表面温度を実測(室温19.0度)
- 騒音計SMARTSENSOR(誤差±1.5dB)による簡易測定。暗騒音は、30.7db
ここからは各種ベンチマークテストで「ideacentre Y700」の実力を確認していこう。プロセッサのパフォーマンスを計測するCINEBENCH R11.5では、OpenGLが76.17fps、マルチコアCPUで8.25pts、シングルコアCPUで1.66pts。CINEBENCH R15では、OpenGLが112.18fps、マルチコアCPUで746cb、シングルコアCPUが147cbとなった。
評価機のストレージについては、プライマリに120GBのSSD(サムスン製2.5インチ「MZ7LF120HCHP-000L1」)と、セカンダリに1TBのSSHD(Seagate製「ST1000DX001」)という2ドライブ構成となっている。
CrystalDiskMark 5.1.2の結果は、SSDでは読み込みが537.7MB/秒、書き込みが139.3MB/秒、SSHDでは読み込みが152.3MB/秒、書き込みが203.2MB/秒となる。このようにシステム用にSSD、データ用にSSHDという構成にすれば、フォトレタッチや動画編集といった速度と容量の両立が求められるケースにも十分対応できる。
実際のアプリケーションのシミュレーションで全体的な性能を評価するPCMark 7は、総合スコアが6363と、全体的に高いスコアを示した。Windowsエクスペリエンスインデックスでは、総合スコアが8.05という結果に。プライマリのSSDスコアボトルネックとなったようだ。
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