レビュー

黒いアルミボディーに1680万色キーバックライト――男心をくすぐる12.5型Ultrabook「Razer Blade Stealth」をひもとく4Kディスプレイも選べる、外付けGPUも接続できる(3/6 ページ)

ゲーミングデバイスでおなじみのRazerから、質感の高いアルミボディーや1680万色から選べるバックライトキーボード、そして外付けGPUをつなげばゲーミングPCにもなる「Razer Blade Stealth」が登場。MacBook AirやNew XPS 13をライバルに見据える薄型軽量ノートPCの実力は?

基本スペックは典型的なハイスペック志向のモバイルノートPC

 基本スペックは、Core i7-6500U(2.5GHz/最大3.1GHz、2コア/4スレッド、3次キャッシュMB)、メモリが8GB(LPDDR3-1866オンボード)、データストレージが256GB SSD(PCI Express/NVMe対応)、グラフィックス機能はCore i7-6500U内蔵のIntel HD Graphics 520を利用する。ハイスペック志向のモバイルノートPCとしては標準的な内容だろう。


CPU-Z

 デバイスマネージャのSSD型番表示は「NVMe SAMSUNG MZVLV256」で、SamsungのPM951と分かる。このSamsung PM951はMicrosoftの「Surface Pro 4」やデルの「New XPS 13」などで採用例がある(型番は異なる)。SamsungのPCI Express(NVMe)対応SSDとしては廉価版で、シーケンシャルライト性能はさほどでもないが、シーケンシャルリードやランダム性能は非常に高速である。


CrystalDiskMark 5.1.2のスコア

 通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1を標準装備する。本体装備の端子類はThunderbolt 3対応のUSB 3.1 Type-Cポートのほか、2基のUSB 3.0 Type-A、HDMI出力、ヘッドセット端子がある。液晶ベゼル上部には200万画素のWebカメラも装備する。

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 先進的な内容ではあるが、Thunderbolt 3対応USB 3.1 Type-Cポートが充電用端子を兼ねているため、通常はACアダプタ利用時にはこのポートは使えない。また、メモリカードスロットを装備していないため、SDメモリーカードを使うには外付けのアダプターなどが必要になる点に注意したい。


プロセッサには開発コードネーム「Skylake-U」こと第6世代CoreプロセッサのCore i7-6500Uを採用する。メモリは8GB、データストレージは256GB(512GBモデルもある)となる

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