デル、個人向けノートPCを刷新　第8世代CPUで約40％高速化、“フレームレス”モデルを拡大

　デルは9月29日、インテル第8世代Coreプロセッサを搭載した個人向けノートPCの新モデル7機種を発表、同日から販売を開始した。同社が得意とする、ベゼル幅を狭めたデザインの採用モデルを拡大し、ユーザーのエンターテインメント体験を追求したという。

「New Inspiron 13 7000」「New Inspiron 15 7000」

　「New Inspiron 13 7000」「New Inspiron 15 7000」は、13.3型／15.6型のディスプレイを搭載するノートPCだ。従来機種に比べてベゼル幅を狭めた「スリムベゼル」デザインを採用し、表示領域を確保しながら本体サイズを小型化した。本体の素材にはアルミを採用。カラーバリエーションはシルバーとピンクシャンパンの2色。

　ディスプレイは最大180度まで開閉可能。両サイズともにフルHD（1920×1080ピクセル）のIPSディスプレイ（光沢）を搭載。15型モデルは色域がAdobe RGBカバー率100％のUHD（3840×2160ピクセル）タッチディスプレイモデルも選べる。

　本体サイズは13.3型モデルが309.7（幅）×215.7（奥行き）×15.19（高さ）ミリ、重さ約1.4キロ。15.6型モデルが361.4（幅）×244.5（奥行き）×18.8～18.91（高さ）ミリ、重さ約2キロ。

　価格は13.3型モデルが11万4980円から。15.6型モデルが11万9980円から（以下、全て税別、配送料込み）。

「New Inspiron 13 7000 2-in-1」

　「New Inspiron 13 7000 2-in-1」は、ペン入力にも対応する13.3型のモバイル向け2in1。フルHD（1920×1080ピクセル）でタッチ対応のIPSディスプレイを搭載。New Inspiron 13 7000同様にボディーはアルミで、スリムベゼルデザインを採用。標準でWindows Helloを使った顔認証ログインにも対応する。

　本体サイズは309.6（幅）×215.7（奥行き）×15.51（高さ）ミリ、重さ約1.48キロ。価格は11万4980円から。

「XPS 13」

　デルの「フレームレスデザイン」を印象づけた立役者である「XPS 13」。見た目はそのままに、プロセッサをインテル第8世代Coreに刷新。従来製品と比べてパフォーマンスが最大44％向上したという。Core i5／フルHDモデルは、バッテリーで約18時間の長時間駆動が可能だ。

　ディスプレイは、非光沢のフルHD（1920×1080ピクセル）と、光沢のタッチ対応QHD+（3200×1800ピクセル）から選択可能。本体サイズは304（幅）×200（奥行き）×9～15（高さ）ミリ、重さ約1.48キロ。価格は14万4980円から。

「New Inspiron 14 7000」

　「New Inspiron 14 7000」は、フレームレスデザインで13型クラスの大きさに14型のフルHD（1920×1080ピクセル）ディスプレイを搭載したノートPC。ボディーにアルミだが、天板内部にはマグネシウム合金を採用し、剛性を高めた。カラーバリエーションはシルバー、ゴールド、ピンクシルバーの3色。

　本体サイズは323.3（幅）×227.1（奥行き）×18.95（高さ）ミリ、重さ約1.68キロ。価格は10万4980円から。

「New Inspiron 15 5000」「New Inspiron 17 5000」

　「New Inspiron 15 5000」「New Inspiron 17 5000」は、15.6型／17.3型の非光沢フルHD（1920×1080ピクセル）ディスプレイを搭載するベーシックなノートPC。光学ドライブを標準で備える。

　カラーバリエーションは、15.6型がシルバーとブラックの2色、17.3型がホワイト、シルバー、ブラック、リーコンブルー、ローズゴールドの5色。

　本体サイズは15.6型モデルが380（幅）×258（奥行き）×22.7（高さ）ミリ、重さ約2.2キロ。17.3型モデルが415.4（幅）×279.2（奥行き）×25（高さ）ミリ、重さ約2.79キロ。価格は15.6型モデルが9万4980円から。17.3型モデルが9万9980円から。

　新製品発表会にはフリーアナウンサーの加藤綾子さんもゲストとして登場。デルの製品や企業に持つイメージの話題になると、「ビジネスの現場でバリバリと働いてる感じ」（加藤さん）としながらも、今回の新製品を見て「普段そこまでバリバリ使っていない人でも、楽しめる機能があるんだなと思いました」と話した。