レノボの大和研究所がアジャイルで開発した「ThinkSmart」とは?(2/2 ページ)
レノボ・ジャパンがオンライン会議システム「ThinkSmart Hub 700」を発表、3月より販売を開始する。価格は税別39万8000円となっており、2年目以降にフル機能を使う場合は「ThinkSmart as a サービス利用権」の購入が別途必要となる。
一方、新開発のソフトウェアを導入しているのに加え、GUIベースで複数台のThinkSmartを統合管理できるダッシュボード「ThinkSmart CONSOLE」をクラウド経由で提供する。オールインワンの管理コンソールで、ネットワークやアカウントの設定、セキュリティ管理、会議室の利用状況といったモニタリングまで、会議室環境をGUI画面で一括管理可能だ。
結果として、「新製品は日本の大和研究所にて開発された、日本発のグローバル市場向けモデルだが、日本企業に適し機能や要素を盛り込んでいる。音声を筆頭にサウンドファーストで考えたボディーなど、最高レベルで開発できたと自負している」(元嶋氏)
なお、ThinkSmart Hub 700は、OSに64ビット版Windows 10 IoT Enterprise SAC(Semi-Annual Channel)を採用したx86ベースの“PC”だ。CPUはTDP 15Wで4コア8スレッド動作の第8世代Core i5-8350U vPro(1.7GHz、最大3.6GHz、開発コード名:Kaby Lake Reflesh)で、メモリは8GB、ストレージは128GBのSSDで構成される。
無線LANモジュールはIEEE802.11ac/a/b/g/n対応のIntel Dual Band Wireless-AC 8265で、約300(幅)300(奥行き)88.7(高さ)mm、重量は約3kgのボディーにDolby Audio Speaker Systemに対応した4基のスピーカー(4W)を内蔵することで、高音質かつ聞き取りやすいオンライン会議を提供するとしている。
なお、保証期間は3年間で故障時の機器交換サービス(Lenovo Premier Support)も付帯する。
関連記事
レノボ、スマートディスプレイとしても使えるAlexa対応10.1型タブレット
レノボ・ジャパンは、専用スピーカードックを付属した10.1型Androidタブレット「Lenovo Smart Tab P10 with Amazon Alexa」を発表した。レノボ、第8世代Core搭載のビジネス向けスタンダードノート「ThinkPad E490/E590」
レノボ・ジャパンは、ビジネス利用に適したスタンダードノートPC「ThinkPad E490」「同 E590」の販売を開始した。「大和研究所は憎悪の対象だった」――初代IBM PC開封の儀で明らかになった「ThinkPad誕生の奇跡」
日本の大和研究所で誕生し、ノートPCの歴史に名を刻んだ「ThinkPad」。しかしその当時を知る技術者たちが明かしたのは「マジでシャレにならない」エピソードだった。NECとレノボ、「micro:bit」を用いた小中学生向けプログラムコンテストを開催 12月5日募集開始
NECパーソナルコンピュータとレノボ・ジャパンは、小中学生を対象とした「『micro:bit』x NECレノボ・ジャパングループ キッズ・プログラミングコンテスト」の開催を発表した。レノボ・ジャパン社長とファミ通編集部が「R6S」でガチバトル 一方その頃PC USERは
FPSでレノボ・ジャパンの社長とガチバトルしてみた。ファミ通編集部が。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.