コラム
iPhoneを使った音声入力、試して分かったメリット:「気持ちが乗らず書けない」とはもうオサラバ?(3/3 ページ)
スマートスピーカー連載でおなじみの山口真弘さんに、近年試されているという音声入力について、そのトライ&エラーを含めて語ってもらった。
音声入力の大敵は「風邪で喉をやられること」
最後に余談になるが、筆者にとって、この音声入力の大敵が2つある。1つは、風邪を引くなどして、喉がやられることだ。
喉をやられて声が出なくなったり、声の質が変わると、音声入力の精度が劇的に低下したり、最悪の場合には入力自体ができなくなったりする。本来なら体調不良でPCに向かうのがしんどい時にこそ頼りたいのだが、そういう時に限って使い物にならないのが困りものだ。そのため、マスクや加湿器を使って「喉を守る」ことは、近年筆者にとって非常にプライオリティが高くなりつつある。
もう1つは、外出時に歩きながら音声入力を行う場合、あまり気温が低いとスマホを手に持って顔の近くに持ってくるのが苦痛で、長時間の入力が厳しくなることだ。また雨が降っている時も、傘を差すことで片手が塞がってしまい、音声入力をしづらくなることもしばしばだ。まあこのあたりは、あまりガッチリと工数を計算しないようにすれば、問題はないだろう。
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以上、読者諸兄の参考になるかは分からないが、筆者にとっての音声入力の使い方、および考え方について紹介した。筆者にとって音声入力のもう1つの使い道である、インタビュー原稿の文字起こしについては、いずれ別の機会があれば取り上げたい。
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