レビュー

ASUS「ROG Strix G G531GW」開封レビュー!ベンチマークテストも(2/3 ページ)

ASUSが、BMW DesignworksとのコラボデザインのゲーミングノートPC「ROG Strix」シリーズを6月21日から順次発売する。15.6型の注目モデルをチェックした。

充実の基本スペック

 今回発表された数多くのモデルの中で、ROG Strix G G531Gシリーズは直販を含めて全9モデルと最も豊富なラインアップで構成されている。このG531GWは、CPUに6コア12スレッドで動作するIntelの第9世代Core i7-9750H(2.6GHz~4.5GHz、TDP45W)を採用する。GPUは同シリーズで最高グレードとなるTuring世代のNVIDIA GeForce 2070 RTX(8GB)という構成だ。

 メモリは16GB(8GB DDR4-2666×2)、ストレージは512GBのNVMe対応SSDと1TBのHybrid HDD(SSHD)と、こちらもノートPCとしては申し分のないものだ。


G531GWのCPU-Z画面

こちらはGPU-Zの画面。チップセットはIntel HM370を採用する

CrystalDiskInfo 8.1.0の画面。こちらはCドライブの512GB SSDで、評価機にはIntelの660p SSDを内蔵していた

CrystalDiskInfo 8.1.0の画面。DドライブのSSHDは容量が1TBで、評価機はSeagateのドライブだった

 液晶ディスプレイは、1920×1080ピクセル表示の15.6型ノングレアタイプ(リフレッシュレート120Hz)だ。144Hz対応の液晶ディスプレイやキーストーンをサポートしたASUS Store限定モデルを除くと、シリーズ最上位モデルらしい構成といえるだろう。

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 なお、コントラスト比は1000:1、輝度は250カンデラ、視野角は上下/左右170度だ。


横幅は約7mmと狭額縁の液晶ディスプレイを搭載。ノングレアタイプなので長時間の利用でも目が疲れにくい。下部にアレイマイクを内蔵している

 ROGシリーズでは珍しく、日本語キーボードを採用しているのも特筆できる。もちろん、複数キーの同時押しに対応するNキーロールオーバーに加え、ゲームで多用する「WASD」といったキーがフィーチャーされている。また、タッチパッドの右上部分を長押しすることで、パッドをテンキーとして扱える「バーチャルテンキー」もユニークだ。


93キーの日本語キーボードを採用する。キーピッチは主要キーで19mmを確保している

こちらは直販モデルや上位シリーズに実装されているキーストーン。ライティングやパフォーマンス設定などを保存できる他、隠しフォルダーを表示させるキーとして機能する

タッチパッドの右上部分にある「Num LK」の印字を0.5秒ほど押し続けると、パッド部分をテンキーとして利用できるようになる

インタフェースは背面と左側面に集約

 拡張面では、USB Type-C(USB 3.1、Gen2)×1、USB Type-A(USB 3.0)×3、3.5mmのヘッドフォン兼マイク端子、HDMI 2.0、1000BASE-T対応の有線LAN端子を装備する。もちろん、IEEE802.11abgn、ac対応の無線LAN、Bluetooth 4.1をサポートする。


前面はフラットな形状だ

背面に2つの排気口と有線LAN、HDMI、USB Type-C端子が並ぶ

左側面に3基のUSB 3.0(Type-A)とヘッドフォン兼マイク端子、スピーカー穴が用意される

右側面にもスピーカー穴と排気口がある

液晶ディスプレイはこの角度(約145度)まで開く。ヒンジ部分の出っ張りが目を引く

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