レビュー

「MacBook Air(Mid 2019)」でWindowsを使いたい? よろしい、Boot Campだ!(セットアップ編)短期連載「Airと私」第3回(2/2 ページ)

7月11日に発売された「MacBook Air(Mid 2019)」。その店頭販売モデルの上位構成を集中レビューする。第3回は、MacでWindowsを動かす「Boot Camp」機能を使って、Windows 10をインストールしてみる。

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Windows 10での作業

 再起動すると、おなじみのAppleマーク……ではなくクルクル回るアイコンが一瞬だけ表示され、Windows 10のセットアップ用システムが起動する。

 起動後のセットアッププロセスは、一般的なWindows PCにおけるWindows 10のクリーンインストールとほぼ同じ。以下の手順で進めよう。

  1. インストール言語やキーボード種類などを選択
  2. Windows 10のプロダクトキーの入力(スキップ可:スキップした場合は後で入力)
  3. Windows 10のエディションを選択(プロダクトキーを入力した場合は省略)
  4. ライセンス条項の確認と同意

 4番目のプロセスが終われば、システムファイルのコピーが始まる。コピーが完了したら、手動または自動で再起動しよう。

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 その後、システムデバイスの検出やインストールなどで数回自動的に再起動される。次のセットアッププロセスが始まるまでしばらく待とう。


Windows 10のセットアップ開始時の画面。妙な感動を覚える筆者である

Windowsロゴのもと、デバイスの準備が進む。表示の解像感から分かる通り、昨今のWindows PCと同じUEFIブートを採用している。セキュアブートも有効だ(システム情報を見れば分かる)

 一応の準備が完了すると、セットアップの最終段階に入る。住んでいる地域やキーボード配列(文字入力システム)の選択、Microsoftアカウントでのログイン(またはローカルアカウントの作成)など、画面の指示に従って作業を進めよう。


数回再起動すると、セットアップの第2段階に進む

 セットアップが完了すると、Windows 10のデスクトップ画面が表示され、Windowsサポートソフトウェアのインストーラーが起動する。

 ……のだが、なぜか筆者の環境ではインストーラーのウィンドウ表示が妙に狭く、下方が見えない状態で表示された。ウィンドウのリサイズでどうにかしようとしたが、このウィンドウはリサイズできない設定となっている。

 仕方がないので「まずReturn(Enter)キーを押せば次に進むだろう」と踏んで、Returnキーを押したら利用許諾契約書が表示……されると思いきや、これも下方が表示されず読めない。

 「読めない契約書とは一体……?」と思いつつ、「たぶんOption(Alt)+Aキーで『同意』にチェックが入るだろう」と予想し、Option+Aキーを押した後、Returnキーを押したら先に進むことができた。

 インストールが始まると、ウィンドウ表示は正常に。一体、狭い表示は何だったのだろうか……。


ウィンドウの一部が表示されず、利用許諾契約書が読めない状態に。内容を知っていた筆者は、キーボードショートカットで何とか乗り切った

インストールが始まると、ウィンドウ表示は正常に。一体何だったのだろうか……

 ソフトウェアのインストールが完了したら、再起動しよう。MacBook Air(Mid 2019)でWindows 10を利用する準備が整う。

 次回は、MacBook Air(Mid 2019)でWindows 10を運用する上での注意点を紹介する予定だ。


再起動すれば、Windows 10を使う準備が整う
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