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AcerがゲーミングとChromebookに注力するワケ――ジェイソン・チェン会長兼CEOに聞く:Planet9は日本でも展開(2/2 ページ)
日本エイサーが、税込み約350万円のゲーミングチェア「Predator Thronos」を日本でも投入した。来日しているAcerのジェイソン・チェン会長兼CEOにその狙いや今後の取り組みを聞いた。
国内でChromebookが拡大中、今後も注力したい
――日本エイサーとして、国内での注力分野を教えてください。
ボブ・セン社長 先ほどお話しに出たゲーミングPCはもちろんですが、Chromebookや液晶ディスプレイ、Swift 7のような薄くて軽いPCに力を入れています。
――Chromebookはどうでしょうか?
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ボブ・セン社長 Chromebookについては、人気のある米国と日本ではギャップがあるのが現状です。米国では高いシェアを獲得していますが、それに比べて日本は1年以上遅れている印象です。
ただ、2018年は以前の2倍に相当する販売台数を記録しており、大型の案件も獲得できています。はっきりとニーズが見えている文教分野に加え、コンシューマー向けにも力を入れていきたいと考えています。グローバルではエンタープライズ分野でもChromebookが売れているので、引き続き注力していきたいと思います。
Predator Thronosの日本国内での販売と、常設展示を記念したユーザー体験会が2019年10月19日(土)~20日(日)の午前11時~午後6時に行われる他、関連製品の記念セールが10月22日(火)まで展開されている。
ソフマップAKIBA2号店 パソコン総合館の1階に鎮座しているPredator Thronosで、同社の意気込みを感じ取ってみるのはどうだろうか。
ジェイソン・チェン会長兼CEO(左)とソフマップ 渡辺武志代表取締役社長(右)。「Predator Thronos」の販売目標は年間10台とのことで、店頭価格は税込み349万8000円だが、10%のポイント還元(34万9800円相当)を受けられる
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