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前面に時計が追加された「Echo Dot with clock」、従来モデルと何が違う?山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/3 ページ)

スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は、前面に時計が追加された「Echo Dot」の新モデル「Echo Dot with clock」を使ってみた。

 Amazonから新しく登場したスマートスピーカー「Echo Dot with clock」は、既存の「Echo Dot」の前面に時計表示を追加したモデルだ。ファブリック素材で覆われた正面奥にLEDランプが埋め込まれており、時刻や音量などを表示できるのが特徴だ。


Amazonのスマートスピーカー新モデル「Echo Dot with clock」。価格は税込み6980円と、通常のEcho Dot(5980円)の1000円増しだ

 既に「Echo Dot」を所有しているユーザーからすると、「えー、最初からこっちも出してよ―」とグチの1つも言いたくなる製品だが、実際問題として時計機能の使い勝手はどうなのか、その他の部分で違いはあるのか気になるところだ。今回実機を借用できたので、通常の「Echo Dot」と使い比べてチェックした。

時計部分を除けば通常のEcho Dotとほぼ同一

 前面の時計は、専用の液晶ディスプレイなどが備わっているわけではなく、ファブリック素材の奥でLEDが点灯するのが透けて見える構造になっている。そのためLEDが消灯している状態では、従来の「Echo Dot」と一切の見分けがつかない。本体の外観はもちろん、ACアダプターも同一形状だ。

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 セットアップ手順も基本的に変わらない。今回は、既にAlexaデバイスが接続されているネットワークに追加したため、SSIDの設定をしてから置き場所を選ぶだけで設置は完了したが、一からセットアップを行った場合の手順も基本的に同一のようだ。

 もっとも、セットアップ時点で正面のLEDが派手に点灯し、「HELLO」というメッセージをマーキー表示するので、通常のEcho Dotとの違いはすぐに見分けられる。


左が本製品、右が通常のEcho Dot。消灯状態では見た目の違いが全くない

背面のポート類も同様だ

付属品の一覧。ACアダプターの形状も同一だ

電源を入れるとLEDが点灯するので、時計表示ありモデルだと分かる。ちなみに、これは「HELLO」の頭4文字が表示された状態だ

 では、早速使いこなしてみよう。

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