レビュー

Ryzen Mobile 4000シリーズ搭載PC「ROG Zephyrus G14」でゲームをやりこんで分かったこと8コア16スレッドの新星(2/5 ページ)

ASUS JAPANの14型ゲーミングノートPCに、AMDの新モバイルプロセッサ「AMD Ryzen 4000」シリーズを搭載した「ROG Zephyrus G14」が登場した。ユニークな機能を備えた本シリーズの最上位モデルをチェックする。

光って動く天板でオリジナリティーを出せる「AniMe Matrix」

 先ほども述べた通り、本製品にはAniMe Matrixという機能が用意されている。これは液晶ディスプレイの天板半分に備え付けられている白色LEDを使って、インジケーターや文字を表示できる仕組みだ。

 AniMe Matrixの表示は、ASUS製のPCに用意されているユーティリティー「Armoury Crate」でコントロールできる。デフォルトで「Content Library」としてアニメーションのパターンが8種類用意されており、サウンドを鳴らしたときのインジケーターの役割を果たす「Spectrum」が使える「Audio Mode」や、メールの着信や時刻、電池残量を表示してくれる「Notification Setting」もある。さらに自分が選んだ画像を読み込んで表示する機能も用意されており、ゲームパーティーなどでアピールするのにも適している。

 AniMe Matrixは意外と明るく表示されるため、LANパーティーやゲームイベントなどで使ったらかなり目立つのは間違いない。ただし自分からは見えないので、いざというときは事前に予行演習をしておいた方がよいだろう。

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液晶ディスプレイ天板にLEDが内蔵されている。無点灯の状態だと、ボディーカラーのムーンライトホワイトが際立つ印象だ

こちらは「PC USER」の文字を光らせたところ。動きのある表現が可能だ

流星のように左上から右下にかけて光らせたり、ROGのロゴを光らせたりもできる

時刻などの文字表示も行える

好きな写真を読み込ませて表示することも可能だ(画面は東京スカイツリー)

充実のインタフェースを用意

 本製品のサイズは約324(幅)×222(奥行き)×17.9(厚さ)mm、重量は約1.7kgとゲーミングノートPCとしてはコンパクトだ(AniMe Matrix非搭載モデルはさらにスリムで軽量)。

 ポート類は両側面にまとまっており、USB 3.1 Type-C端子のうち片方は、USB Power Delivery(USB PD)による電源入力やDisplayPort 1.4による映像出力にも対応する。Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)やBluetooth 5.0も利用可能だ。


前面はフラットなデザインだ

背面に排気口が用意されている

左側面にHDMI 2.0b出力端子、USB 3.1 Type-C端子(USB PD入力、DisplayPort出力対応)、ヘッドフォン/マイクコンボジャック端子がある。ACアダプターは独自形状だ

右側面はUSB 3.1 Type-Cと2基のUSB 3.1 Type-Aの各端子があり、排気口の奥にセキュリティロック・スロット(ケンジントンロック)を配置する

底面のカラーはシルバーで、通気口が多い

 それでは早速、本製品のパフォーマンスを見ていこう。

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