税込み4万円台から買える! ベーシックノートPC「mouse C4」を試してみた(2/3 ページ)
マウスコンピューターから、実売4万円台で買える低価格ノートPC「mouse C4」が発売された。店頭で先行販売していたモデルだが、低価格モデルゆえに気になるところがあるのか実機を使って試してみた。
Wi-Fi 6対応でUSB Type-C端子も装備
通信機能は、Wi-Fi 6対応の無線LANとBluetooth 5.0を標準で装備する(下位モデルではWi-Fi 5)。最新のWi-Fi 6では通信の仕組みが大きく改良されており、転送速度の理論値だけでなく実効性能も改善されている。特に複数のデバイスが同時に通信するような状況ではアドバンテージがある。低価格PCでは旧来のWi-Fi 5にとどまることも多いだけに、強調できるポイントだろう。
USBは、Type-CとType-A両方のUSB 3.1端子と、USB 2.0端子を搭載する。ディスプレイ出力用のHDMI端子があり、microSDメモリーカードスロットやオーディオなど、一通りの端子を備える。
画面の上部には、Webカメラとノイズキャンセル機能付きマイクも装備する。CPUの性能的に、バーチャル背景など高い負荷のかかるオプションは利用できないが、基本的なビデオ通話は十分にこなせる。
画面は14型フルHDで視認性は良好
液晶ディスプレイは14型で、1920×1080ピクセルの解像度に対応する。ノングレア(非光沢)仕上げなので、外光や照明などは映り込みにくい。
液晶の配向方式については記載がないが、評価機を見る限り、視野角は上下/左右とも広く、発色の傾向からもIPS系と思われる。実測した色域は広くはないが、ギラつくようなこともなく、見た目の印象は良い。また、ヒンジの角度は180度まで開くので見やすい角度に自由に調整できる。
キーボードはアイソレーションタイプだ。キーピッチは実測で縦横ともに約19mm確保する。カーソルキーなど多少のデフォルメはあるが、比較的クセの少ない配置だ。
キーストロークは最近のノートPCとしてもやや浅めで、上位機種と比べるとキートップの素材も薄く、やや頼りなさはあるが、スイッチの感触は悪くない。パームレストは広く安定感があり、軽い力で入力することに慣れれば長文入力も軽快にできそうだ。
約19mmピッチの正方キーボード(キートップは約14.5mm×14.5mm)を備える。カーソルキーが小さく、PageUp/Downキーがあるためミスタイプをしがちだが、それ以外は不規則な配列もなく、至ってシンプルだ
最後に、ベンチマークテストで本機の実力を見ていこう。
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