8コアCPU+RTXがRAW現像/動画編集に効く! マウス「DAIV 5P」の魅力に迫る(2/3 ページ)
マウスコンピューターのクリエイター向けPC「DAIV」シリーズに、第11世代Core搭載の「DAIV 5P」が登場した。GPUに GeForce RTX 3050を備えた実機を細かくチェックした。
クリエイティブ用途で必須の「sRGBカバー率約100%」を満たす液晶
画面サイズは15.6型、解像度は1920×1080ピクセルに対応する。約170度の広視野角、表面は映り込みが少ないノングレア仕上げだ。色域は、インターネットコンテンツの標準であるsRGB比で約100%に対応する。クリエイティブ用途の要件を満たす内容だ。
2.5GBASE-T対応の有線LANにWi-Fi 6の高速無線LANに対応
通信機能は、一般的な1000BASE-Tの2.5倍高速な2.5GBASE-T対応の有線LAN、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)、Bluetooth 5.0を標準で装備する。2.5GBASE-T対応NASなども徐々に増えているだけに、この点も強みといえそうだ。
インタフェースはUSB 3.2 Gen 2(10Gbps)に対応したType-C端子とType-A端子に加えて、USB 3.2 Gen 1のType-A端子も2基搭載し、USBは合計4基使える。USB Type-C端子はディスプレイ出力(DisplayPort Alternate Mode)にも対応し、HDMI出力端子、microSDメモリーカードスロットも用意している。
画面上部には100万画素のWebカメラ、Windows Hello対応の顔認証カメラ、デュアルアレイマイクを装備する。セキュリティをしっかり確保しつつ、カメラに顔を向けるだけのスピーディーなログインが可能だ。
テンキー付きでパラメーター入力がはかどる
テンキー付きのキーボードを搭載する。クリエイティブ系のアプリでは、RAW現像のパラメーター設定、動画編集のタイムライン操作などで数値入力を多用することもあるだけに、テンキーがあるのは強みだろう。キーボードのキーピッチは約18.75mmと、フルサイズよりはやや狭めだが、EnterキーやBackSpaceキーなどのサイズはしっかり確保されており、あまり窮屈な印象はない。
キーストロークも約1.4mmを確保し、適度な押下感がありながらスイッチの反発は低めで、疲れにくく安定したタイピングができる。音がほとんどしない静音仕様なので、周囲を気にせず作業可能だ。
最後に、ベンチマークテストの結果を見ていこう。
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