レビュー

強烈な高機能! 日本HPのゲーミングノート「OMEN 17」上位モデル先行レビュー(6/6 ページ)

日本HPが9月に発表したゲーミングノートPC「OMEN 17」は、第11世代Core H45プロセッサとGeForce RTX 30 Laptopを搭載する最新かつ高性能なモデルである。2022年3月までに発売される予定だが、上位モデルを先行してレビューする機会を得たので実力をチェックしてみよう。

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OMEN Gaming Hubは純正オプションの設定にも対応

 OMEN Gaming Hubでは、この他にもシステムリソースの使用状況を監視できる「システムモニター」、アプリ単位でネットワークリソースの優先使用を設定できる「ネットワーク」、本体のLEDイルミネーションをカスタマイズできる「LEDコントロール」やキー入力の「マクロ」設定も行える。


ネットワーク機能では、アプリごとに通信状況をリアルタイムで監視し、その状況を確認しながら優先度を指定できる

LEDコントロールでキーボードに組み込んだイルミネーションを設定できる

マクロでは、タイプしたキーの順番とタイプ時間を記録して保存できる

 さらに、OMEN Gaming HubではHP純正のOMENブランドの周辺機器の設定も行える。例えばOMEN 17にゲーミングマウス「OMEN Vector ワイヤレスマウス」を接続すると、マウスに組み込んだLEDイルミネーションの設定、ボタンへの機能の割り当て、DPI/ポーリングレートの変更や感度の変更などを一括して行える。

OMEN Vector ワイヤレスマウスは、専用のUSBドングルをつないで利用する6ボタン式ゲーミングワイヤレスマウスだ。充電はUSB Type-Cケーブルで行うようになっている

OMEN Vector ワイヤレスマウスをOMEN 17に接続すると、OMEN Gaming Hub上で各種設定を行える。画像はマウスのLEDライトの設定画面だ

同じくマウスのボタン割り当てを設定する画面

ポーリングレート、加速度や感度なども設定できる

“最高峰”を追い求めるゲーマーにお勧め

 OMEN 17のエクストリームモデルは、現時点においてCPUやGPUを始めとする最新かつ最上位のパーツを惜しみなく投入したゲーミングノートPCである。プリインストールされているOMEN Gaming Hubを利用すれば、動作の設定をかなり細かい部分まで行えるので、とにかく“最高峰”を目指したいゲーマーにお勧めだ。

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 発売予定時期が「2022年3月まで」に延期されてしまったことは残念ではあるが、発売を待つだけの価値のあるモデルであることは間違いない。登場が待ち遠しいゲーミングノートPCであり続けるだろう。

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