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仕事やゲーム、映像編集も万全! コスパ良好のデスクトップPC「mouse DT6-G [Windows 11]」を試す(1/3 ページ)

ハイブリッドワークやおうち時間の増加でノートPCを手にした人が増えているが、やはりPCをさまざまな用途で快適に使いたいという場合は、デスクトップPCの方が同じコストを掛けても高性能なモデルが買える。今購入できる、お勧めの1台をピックアップした。

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 近年、PCの利用スタイルはデスクトップPCからノートPCへと急激にシフトし、その流れが継続している。テレワークやオンライン学習が普及し、自宅とオフィス、自宅と学校など、複数の場所でPCを使う機会が多くなりがちで、メインで使うPCを持ち運べると何かと便利だからだ。

 逆にいえば、持ち運んだり複数の場所で使ったりする必要がないならば、ノートPCである必然性がない。高い性能を小さいボディーに安全に収めるためのコストがかからないぶん、デスクトップPCの方がコストパフォーマンスは高い。出勤や通学の必要がなく在宅でのみ利用したり、既に会社や学校で支給されたPCがあって自宅用に買い足したりといった目的であれば、デスクトップPCも選択肢に入るだろう。

 そのような理由でデスクトップPCも候補に入れてPCを探している人に、有力な選択肢としてお勧めしたいのが、マウスコンピューターの「mouse DT6-G[Windows 11]」(以下、mouse DT6-G)だ。リーズナブルなプライスながら幅広い用途に活用できる万能性のある仕様で、BTOでのカスタマイズにも対応する。ビジネス、エンタメ、クリエイティブ、ゲームまで、広いジャンルで活躍できるオールラウンダーなのが特徴だ。

 今回は標準構成の実機を入手したので、詳しく内容を見ていこう。


マウスコンピューターの「mouse DT6-G」は、幅広い用途に対応できるスタンダードなミニタワー型デスクトップPCだ。PC入門用として、ノートPCを持っている人の買い足し、低スペックPCからのステップアップ、古いPCからの買い換えなどに好適だろう

ビジネスからエンタメ、ゲームまで楽しめる充実の基本スペック

 mouse DT6-Gの大きな魅力が、スキのない高い基本スペックと、標準構成で税込み15万円以下(税/送料込み、以下同様)というリーズナブルなプライスを両立させていることだ。

 CPUのRyzen 5 5600Xはミドルレンジのモデルだが、モバイルPC(薄型軽量ノートPC)向けのハイエンドモデル以上の性能がある。

 また、外部GPUとしてNVIDIA GeForce GTX 1650(グラフィックスメモリは4GB)を搭載していることも大きい。グラフィックス性能はゲームやクリエイティブ用途で活用するのに重要な要素だ。GeForce GTX 1650は、ミドルレンジの中では最下位クラスではあるが、それでもエントリークラスの外部GPUやCPU内蔵GPUとは一線を画す描画性能と機能を備えている。

 NVIDIAのGPUであっても、GeForce GT 1030やノートPC向けのGeForce MX450では、まともにプレイできないゲームは少なくなく、クリエイティブ用途でも高速化に寄与しない場面が多くなる。既に利用目的がはっきりしていれば内蔵GPUでも十分な場合があるが、そうでないならば、最低限GeForce GTX 1650クラスのGPUは搭載していた方が何かと好都合だ。


CPUはRyzen 5 5600Xと採用する。6コア12スレッドのミドルレンジに位置づけられるCPUだが、モバイル向けのハイエンドCPUよりもパワーは上だ

外部GPUとしてGeForce GTX 1650を搭載したグラフィックスカードを備える。ミドルレンジの中では最下位クラスだが、これより下位のGPUやCPU内蔵GPUとは決定的な性能差がある

GeForce GTX 1650にはGDDR5とGDDR6版があるが、本製品はより高性能な後者を搭載している。DisplayPort、HDMI、DVI-Dの各出力端子を装備する

アドビの画像編集ソフト「Photoshop CC」の環境設定画面。アドビのソフトはGPU(特にNVIDIA製GPU)を高速化や機能拡張に積極的に利用しているので、GeForce GTX 1650以上のGPUを搭載しているとより快適に作業が行える

メモリとストレージはカスタマイズ可能で無線LANも標準装備

 メモリとストレージはBTOでカスタマイズが可能だ。標準でメモリが16GB(8GB×2/DDR4-3200)、ストレージに512GBのPCI Express SSDを搭載する。このままでも一通りのPC体験は問題なくできるが、ゲームやクリエイティブシーンでの活用を視野に入れているならばストレージは1TB以上に、予算の都合がつくならメモリも32GB(16GB×2)に増やしておくとベターだ。

 通信機能として、1000BASE-T対応の有線LANに加えて、Wi-Fi 6対応の無線LANとBluetooth 5.2を標準装備する点も見逃せない。デスクトップPCというと有線LANのイメージが強いが、Wi-Fi 6の転送速度は理論値で1000BASE-Tを上回り、実効性能も優位な傾向にある。

 Wi-Fi 6はスマートフォンやタブレットでも普及しているため、Wi-Fi 6ルーターを導入している家庭も少なくないと思われる。デスクトップPCであっても、配線の手間が少ないWi-Fi 6を利用したいという層は少なくないだろう。


メモリはPC4-25600 DIMM(DDR4-3200)を採用している。標準構成での容量は16GB(8GB×2)だが、BTOでは32GB(16GB×2)、64GB(16GB×4)も選べる

ストレージはPCI Express(NVMe)対応のM.2 SSDを採用する。標準の容量は512GBで、BTOでは1TBや2TBも選択可能だ。なお、出荷のタイミングで採用されるメモリやSSD、グラフィックスカードは写真と異なる可能性がある

CrystalDiskMark(ひよひよ氏・作)のスコア。PCI Express SSDとしては特別速いわけではないが、SATA SSDより格段に高速で、十分快適に使える性能だ

M.2 SSDには、標準で放熱用ヒートシンクが装着されている。隣の通信カード用M.2ソケットには、Wi-Fi 6とBluetooth 5.2に対応したIntelのコンボモジュールが装着済みだ。

提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2022年5月30日

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