Special

仕事やゲーム、映像編集も万全! コスパ良好のデスクトップPC「mouse DT6-G [Windows 11]」を試す(3/3 ページ)

ハイブリッドワークやおうち時間の増加でノートPCを手にした人が増えているが、やはりPCをさまざまな用途で快適に使いたいという場合は、デスクトップPCの方が同じコストを掛けても高性能なモデルが買える。今購入できる、お勧めの1台をピックアップした。

PR
前のページへ |       

現行ノートPCを上回る! ベンチマークテストで万能な高い性能を実証

 mouse DT6-Gはどのくらいの性能を発揮できるのか、ベンチマークテストでチェックしてみよう。比較対象には、薄型軽量で持ち運べるサイズ(約1.5kg以下)の中では現行モデルの中でも高性能な部類に入るモバイルノートPC(Ryzen 7 PRO 5850U搭載)を用意した。


テストに利用した評価機のスペック

 デスクトップPCならではの優位性がよく分かるのが、CINEBENCH R23のCPUスコアだ。CPUの馬力をシンプルに測るテストといえるが、Ryzen 5 5600Xは6コア12スレッドながら、モバイル向け8コア16スレッドのRyzen 7 PRO 5850Uに勝っている。


CINEBENCH R23は、CPUの馬力をシンプルに測るテスト。Ryzen 5 5600Xは6コア12スレッドではあるが、モバイル向けの8コア16スレッドのRyzen 7 PRO 5850Uを余裕で上回る

 比較対象に対しては、他のテストでも全て優位に立っているが、特に3DMarkやPCMark/Digital Content Creation、UL Procyon Benchmarkなど、ゲーム系やクリエイティブ系のテストでは差が大きい。これはCPUの馬力の差に加えて、外部GPUとしてGeForce GTX 1650を搭載していることが効いている。

 動作音が安定していることも見逃せない。アイドル時でも多少の音はするが、高負荷をかけてもファンの風切り音が大きな音になるようなことはなかった。この辺りは、高性能なノートPCをフルパワーで利用する際に避けられない問題だけに、デスクトップPCならではのアドバンテージと言えるだろう。


実在のアプリケーションを使って日常操作(Essentials)、オフィス(Productivity)、クリエイティブ(Digital Content Creation)といった各用途をシミュレートする。クリエイティブ関連では、特に比較対象についてのアドバンテージが大きい

PCMark 10 Applicationsは、Microsoft Officeを利用したビジネス向け用途での性能を測るテスト。いずれの項目でも比較対象に勝っている

UL Procyon Benchmark Suitesのテスト結果。写真編集(Photo Editing)、ビデオ編集(Video Editing)とも本製品が優位だ。特に後者では大きな差を付けてリードしている

3DMarkのテスト結果。DirectX 11ベースのFire Strike、DirectX 12ベースのTime Spy、いずれも比較対象(CPU内蔵GPU)を圧倒しているのが分かる

FINAL FANTASY XIV:暁のフィナーレベンチマーク(1920×1080ピクセル、最高品質)のスコア。「快適」評価の通り、十分快適にゲームを楽しめるだろう

レインボーシックス シージ(1920×1080ピクセル、超高品質)のスコア。最低フレームレートが150fps出ているため、高速リフレッシュレートに対応したゲーミングモニターを導入すれば、ワンランク上のゲーム体験ができる

Far Cry 6(1920×1080ピクセル、低品質)のスコア。グラフィックスメモリ容量の関係上これより上の画質設定はできない。購入前からこのクラスのゲームのプレイを視野に入れているなら、より高性能なGPUを搭載したモデルがお勧めだ。同社のゲーミングPC「G-Tune」シリーズから検討してみると良いだろう

幅広いジャンルで良質なPC体験ができるスタンダードPC

 mouse DT6-Gの魅力は、リーズナブルなプライスながら、ビジネス、クリエイティブ、ゲーム用途まで、広いジャンルで「入門以上の体験」ができる高い万能性にあり、それはベンチマークテストの結果で実証されている。初めてPCを使う人、これからPCを使ってさまざまな体験をしていきたいと考えているような人に最適な製品といえる。

 直販価格は、標準構成で14万3100円だ。SSDを1TBに変更すると15万3990円になる。万能性の高い性能に加えて、Wi-Fi 6対応の無線LANとBluetooth 5.2の標準搭載やワイヤレス接続のキーボード、マウスが標準で付属していることなどを考慮すれば妥当な価格だろう。オフィススイートのMicrosoft Office Personal 2021や、Office Home & Business 2021も追加できるので安心だ。

 もしかしたら、入門用としては10万円くらいの価格をイメージしている人がいるかもしれないが、半導体不足や為替などの事情が絡む今、10万円のPCでは活躍できる場面が限定される。入門者だからこそ、最初から可能性を狭めず、本製品のようなしっかりした製品を使っていろいろな体験を快適にこなすことをお勧めしたい。

 なお、本製品はシンプルな構造で、拡張性、メンテナンス性にも優れているため、PC自作の知識がある人ならパーツの増設、アップグレードも容易に行える。例えば、グラフィックスカードをアップグレードすることで、さらにまた活躍の場は広がることになる。当然ながらユーザーがアップグレードを行うとメーカー保証は失効してしまうため自己責任となるが、将来的にPC自作をしてみたい人の取っかかりとなる入門機としても適している。

前のページへ |       

提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2022年5月30日

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.