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個人向けGoogleアカウントでの基本認証は5月30日にサポート終了
メールソフトのGmailで、ユーザー名とパスワードだけのログイン(基本認証)がブロックされるようになる。
Googleは、Google Workspaceではない、個人向けGmailなどのGoogleアカウントにおいて、サードパーティーアプリからのユーザー名とパスワードのみを利用してのログイン(基本認証)サポートを5月30日に終了する。
基本認証サポートの終了は数年前から告知されていたもので、基本認証のみを利用するメールクライアントでは、メールの送受信ができなくなる。サードパーティー製メールクライアントなどの多くはOAuthに対応するなどしており、大きな問題はないものと考えられるが、自作アプリでメールを確認している場合などには注意が必要かもしれない。
なお、Google WorkspaceやGoogle Cloud Identityのユーザーについては、5月30日の期限は適用されず、別途報告するとしている。
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基本認証のサポート終了はGoogleに限ったことではなく、MicrosoftもExchange Onlineでの基本認証サポートを2022年10月1日に終了すると告知している。
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