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実売5万円切り! GEEKOMの格安ミニPC「AIR12」実機レビュー(1/3 ページ)

GEEKOMから、Pentium Gold 7505を搭載したエントリークラスのミニPC「GEEKOM AIR12」が登場した。実売価格4万9900円からという手頃な価格帯ながら、メモリの増設が可能で、充実したポート類を備えているのが特徴だ。

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 GEEKOMから、IntelのPentium Gold 7505を搭載したミニPC「GEEKOM AIR12」が登場した。実売価格はメモリ8GB+SSD 256GBの最小構成で4万9900円で、8GB+512GB、16GB+512GBのバリエーションも用意される。

 GEEKOM AIR12は、これまでにIntel N100やIntel N150を搭載したモデルが展開されてきたエントリークラスのミニPCだ。今回はそのCPUをPentium Gold 7505にリフレッシュしたモデルとなる。

 Pentium Gold 7505は2020年第4四半期発売のTiger Lakeアーキテクチャを採用した2コア4スレッドのCPUで、内蔵GPUは「Intel UHD Graphics」となる。最新世代のCPUと比べれば数世代前のチップだが、AIR12はこれを採用することで5万円弱という価格を実現している。

 GEEKOMのミニPCといえば、これまでもCore Ultra 9を搭載したハイエンドの「GEEKOM IT15」や、Core i9-13900HKを詰め込んだ「GEEKOM GT13 Pro 2025 エディション」などをレビューしてきたが、AIR12はラインアップの中でも価格を抑えたエントリーモデルだ。今回、メーカーから実機を借りる機会があったので、どこまで実用的に使えるのかをチェックしていきたい。

GEEKOM AIR12
超小型デスクトップPC「GEEKOM AIR12」

手のひらに収まる小型PC

 AIR12のボディーサイズは、約117(幅)×112(奥行き)×34.2(高さ)mmと、片手で持てる。販売は終了しているようだが、上位モデルの「IT15」と比べると幅や奥行きは共通で、高さは15mmほど低く、より薄型に仕上がっている。

 重量は実測で460.4gと、IT15の593gよりも軽いが、一回り小さい「GT13 Pro」(424g)よりも重めだ。

片手で持てるサイズ感。非常にコンパクトだ
片手で持てるサイズ感。非常にコンパクトだ
重さは実測で約460.4gだった
重さは実測で460.4gだった

 付属品はACアダプター、HDMIケーブル、VESAマウントプレートとネジ類だ。ACアダプターは、65W(19V/3.42A)タイプとなっている。VESAマウントプレートが標準で付属するのはGEEKOMの定番仕様で、ディスプレイの背面に取り付けてしまえばデスク周辺もスッキリする。

付属品一式。VESAマウントプレートとネジも付属しており、ディスプレイ背面に取り付けたり、壁掛けにしたりできる
付属品一式。VESAマウントプレートとネジも付属しており、ディスプレイ背面に取り付けたり、壁掛けにしたりできる

必要十分なポート構成

 ボディーの小ささに対して、インタフェースは価格帯の割に充実している。

 前面にUSB Standard-A(USB 3.2 Gen 2)と3.5mmヘッドフォンジャック、USB Type-C、電源ボタンが、背面にUSB Type-C、USB Standard-A(USB 3.2 Gen 2)×2、HDMI 2.0、Mini DisplayPort 1.4、有線LANのRJ-45(1000BASE-T対応)、電源入力といったポートが並ぶ。

 左側面にはSDメモリーカードリーダーがあり、右側面にはケンジントンロック用のスロットも備えている。


正面のインタフェース類。USB Type-C、USB Standard-A(3.2 Gen 2)、3.5mmジャック、電源ボタンがある

背面には電源入力、Mini DisplayPort、USB Standard-A(3.2 Gen 2)×2、USB Type-C、HDMI端子が並ぶ
左側面にSDメモリーカードスロットがある
左側面にSDメモリーカードスロットがある
右側面にケンジントンロック用のスロットを備える
右側面にケンジントンロック用のスロットを備える

 USB Type-Cの規格について公式Webサイトでは説明がないが、付属のマニュアルにはUSB4との記載がある。デバイスマネージャーを見ると、Thunderbolt コントローラーが2基分認識されており、Thunderbolt 4(USB4)対応と捉えるのが正確だろう。

デバイスマネージャーのシステムデバイスの下にThunderbolt Controllerが確認できる
デバイスマネージャーのシステムデバイスの下にThunderbolt Controllerが確認できる

 ディスプレイ出力はHDMI 2.0/Mini DisplayPort/USB Type-C(DisplayPort Alternate Mode)に対応する。なお、公式Webサイトでは前面のUSB Type-C端子はデータ専用となっているものの、こちらからも問題なく映像出力を行えた。公式Webサイトでは、USB Type-CとHDMI、Mini DisplayPortのトリプルディスプレイ対応がうたわれている。今回は試せていないが、前面のUSB Type-Cを加えて同時4画面の出力も可能かもしれない。

 無線LANはWi-Fi 6、Bluetoothはバージョン5.2に対応する。最新のWi-Fi 7/Bluetooth 6.3と比べれば1〜2世代前の規格だが、エントリークラスとしては妥当な構成と言えるだろう。有線LANも1Gbpsまでで、近年のミニPCで採用が進む2.5GbEには対応していない。常時大容量のファイル転送やNAS用途を考えるなら、ここは不満を覚えるポイントかもしれない。

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