レビュー

メカニカルキーボードの新型「ROG STRIX FLARE II ANIMATE」のライティングとアニメLEDに驚く(3/3 ページ)

ASUS JAPANのゲーミングブランド「Republic of Gamers」(ROG)に、メカニカルキーボードの新モデル「ROG STRIX FLARE II ANIMATE」が追加された。新たに「AniMe Matrix LED」を備えた実機をチェックした。

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AniMe Matrix LED ディスプレイでユニークな表現が可能

 本製品の最大の特徴は、右上にあるAniMe Matrix LED ディスプレイだ。312個の白色LEDで文字や画像などのアニメーションを楽しめる。LEDは輝度を調整できるが、最大にしても特に悪目立ちすることはなく、エフェクトを表示可能だ。

 アニメーションの内容はArmoury Crateの設定画面にある「ROG STRIX FLARE II ANIMATE」の項目か、同じく「AniMe Matrix」という項目で設定する。


キーボード右上にあるAniMe Matrix LED ディスプレイ。いろいろなアニメーションを楽しめる。時計表示にすると以外と便利だ

Armoury CrateにはAniMe Matrixを設定するための項目が2つある

 Armoury Crateの「ROG STRIX FLARE II ANIMATE」設定にある「基本エフェクト」では、AniMe Matrixのオン/オフや、デフォルトで用意されている6種類のアニメーションから効果を選べたり、明るさを0~100まで25%単位で設定したりできる。

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 Armoury CrateのAniMe Matrixの項目ではアニメーションの遅延やコントラスト、輝度といった設定に加え、任意のテキストを作成して表示可能だ。ここにある「コンテンツライブラリー」は「コンテンツプラットフォーム」でダウンロードしたコンテンツなどを指定する。設定項目が2つに分かれていて分かりづらいのだが、簡単な設定は基本エフェクトで、より詳しい設定はAniMe Matrixで設定すると考えてよい。


「AniMe Matrix」画面。AniMe Matrixのオン/オフ、基本的なエフェクトの設定が行える

こちらは「AniMe Matrix」設定画面。コンテンツライブラリーにアップされているアニメーションや文字を流す設定ができる

コンテンツプラットフォームに用意されている「AniMe Matrix」。ダウンロードして設定するが、コンテンツプラットフォームを使うためにはMy ASUSにユーザー登録を行う必要がある

打ち心地のよいゲーミングキーボードを求めているならコレ

 ここまで紹介してきたFLARE II ANIMATEだが、とても気持ちよくタイプできる製品だと感じた。キーストロークも約4mmと深いのでしっかりと打てるし、エルゴノミクスデザインで作られているキーキャップはしっかりと指をリードしてくれ、他のキーにずれるといったこともない。ライティングも美しく、さすがハイクオリティーが確かなROGシリーズの製品だと思った。

 AniMe Matrix LEDについては好みが分かれるが、筆者としてはそれほど違和感なく、キータイピングの際にも邪魔にならなかった。いろいろな表示が出るため、むしろ楽しみすら感じた。AniMe Matrix LEDが不要ならば、FLARE IIを選ぶといいだろう。買って後悔をしないゲーミングキーボードを求めるのであれば、FLARE II ANIMATEは選択肢に入る。

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