ニュース

ビジネスノートPCに新しい“定番”を 「VAIO Pro BK」「VAIO Pro BM」登場 6月受注開始予定

VAIOが新たなスタンダードノートPC「VAIO Fシリーズ」を発表した。同時に、これをベースとするビジネス向けスタンダードノートPC「VAIO Pro BK」「VAIO Pro BM」も発表された。専用カラーであるダークメタルグレーをまとい、Windows 11 Proをプリインストールしていることが大きな違いである。

 VAIOは3月29日、法人(ビジネス)向けノートPCの新モデル「VAIO Pro BK」「VAIO Pro BM」を発表した。6月から受注を開始する予定だが、発売時期は未定となっている。


新型の「VAIO Pro BM」(左)と「VAIO Pro BK」(右)。マウスは別売だが、カスタマイズ(CTO)オプションとして付属することも可能だ

VAIO Pro BK/BMの概要

 VAIO Pro BK/BMは「ビジネスノートPCの新しい定番」を目指して開発されたという。従来のVAIO製ノートPCが備えてきた機能や特徴を精査した上で、本当に必要なものを搭載したことが特徴だ。

 VAIO Pro BKは「VAIO F14」、VAIO Pro BMは「VAIO F16」をベースとしており、基本的な仕様は同一となる。

advertisement

 ただし、ビジネス向けモデルということで幾つかの差異がある。まず、CPUはCore i5-1334U(Pコア2基4スレッド+Eコア8基8スレッド)またはCore i7-1355U(同)で、Core i3構成は用意されていない。メインメモリは8GBまたは16GBとなっており、SSDは1TBのものは選べない。


アスペクト比16:10の16型液晶ディスプレイを備えるPro BMは、横幅を生かしてキーボードにテンキーも用意している

 生体認証機能は、赤外線カメラを使った顔認証は標準装備である一方、指紋認証(電源ボタン一体型)はカスタマイズ(CTO)オプションとされている。OSは「Windows 11 Pro」をプリインストールするが、同OSのライセンスを利用して「Windows 10 Pro(64bit版)」をあらかじめ導入した状態で購入することもできる。ボディーカラーは専用の「ダークメタルグレー」のみとなる。


専用ボディーカラーである「ダークメタルグレー」は、今までのVAIOの象徴ともいえる「ブラック」と近い色合いだが、よくよく見てみると名前の通りグレー(灰色)が強めに出ている。これはこれでよい色だと感じる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.