PITAKA「MagEZ Folio 2」は縦置きも横置きもできてApple Pencilも収納できるスマートなケースだった（2/2 ページ）

さまざまなアングルで使える手頃なケースとして魅力的な選択肢

　三角形の構造のためなのか、スタンドとしての安定感も高く、ディスプレイを指でタッチしたくらいではぐらついたりはしなかった。さすがに隅を強く押し込めばぐらつくが、他のスタンドを利用した場合でも似たようなものだろう。Apple Pencilの利用も問題なく、イラスト作成などにも使えそうだ。

　iPad Proでキーボードを多用する人なら、「Magic Keyboard」（12.9インチ用が5万3800円／11インチ用が4万4800円）や「Smart Keyboard Folio」（12.9インチ用が3万2800円／11インチ用が2万7800円）を選ぶと思うが、単に机上に立てかけたいという場合には手前にキーボードが出っ張らず、縦向きでも使えるMagEZ Folio 2の方が便利そうだ。

　12.9インチ用が約325g、11インチ用が約245gで、Magic Keyboardなどと較べても軽量で済み、持ち運びも苦にならないだろう。もちろん、必要であれば別途Bluetoothキーボードなどと組み合わせて利用することもできる。

　iPad用のケースとして考えると、カバンの中での擦り傷防止としては十分なものの、落とした際の保護という意味では心もとないのは確かだ。ただ、軽量で取り回しの良さを優先するなら、純正のSmart Folioよりも安いこともあり良い選択肢となりそうだ。