約1.1kgボディーにCore Ultra X7&64GBメモリを凝縮! ASUSの最高峰AIビジネスPC「ExpertBook Ultra」の実力(1/4 ページ)
ASUS JAPANがリリースしたビジネス向けノートPCのフラグシップモデル「ExpertBook Ultra B9406CAA」。約1.1kgの軽量・スリムなボディーに、16コアの「Core Ultra X7 358H」や大容量64GBメモリ、14型タンデム有機ELディスプレイを搭載する妥協のないハイスペックマシンだ。本記事では、ローカルAI処理にも最適な最上位モデルをテストし、次世代モバイルPCが誇る全方位のパフォーマンスを検証する。
ASUS JAPANが、ビジネス向けノートPC「ExpertBook Ultra B9406CAA」をリリースした。約1.1kgの軽量ボディーで、厚さが約10.9〜16.4mmとスリムであることに加え、製品名に「Ultra」とある通り、同ブランド内でもフラグシップシリーズとなるモデルだ。
今回は、その中でも最上位の「B9406CAA-TH1027X」をテストしていく。現在のビジネス向けノートPCにおける、最高クラスのパフォーマンスを確認できるだろう。
スリムで軽量! でも高耐久 そしてハイスペックをギュッと凝縮
本製品のカラーは「モーングレー」だ。液晶面のみがパネルに合わせてブラックとなっている。モーングレーは明るめのグレー系で、少しラメが入っているようにも見えるがテカりは抑えられている。指紋や皮脂が目立たず、明るさと合わせて清潔感のあるカラーリングだ。
ボディーサイズは約310.9(幅)×212.8(奥行き)×10.9〜16.4(厚さ)mmだが、実際に手に取ると、この数値以上にスリムに見える。ディスプレイ部分は特にスリムであり、側面の形状がより薄さを強調している。そして設置部分の脚がけっこう高めだ。最厚部分の約16.4mmというのはこの脚の部分によるものであり、ここ以外の本体は相当にスリムにまとまっている。
ボディーの素材はマグネシウムとアルミニウム合金で、CNC加工で製造されているという。どちらも「軽さ」で知られる金属だが、特性の異なるものを組み合わせることで、軽さと共に耐久性も高めている。
本製品は、頑丈さもアピールポイントに挙げている。試しにディスプレイ側の角を持ち、本体を持ち上げるというねじれテストも行ったが、問題なく動作した(今回の評価機は「耐久性テストもOK」と通達されている。念のため)。
圧力テストでは平置きの本体上に約50kgのウエイトを置いても耐えるとしており、これは通勤ラッシュ時の圧迫などを想定したものだ。
さらに、キーボードに200〜350cc程度の液体(水)がかかっても本体を傾けて排水し、24時間ほどかけて乾燥させれば大丈夫だとうたう。ただし、防滴であって防水ではない点は注意したい。また、単なる水というケースもあるとは思うが、実際にキーボードに何かをこぼす時は、コーヒーやジュースなど水以外の成分も混じっている方が可能性として高い点にも注意したい。
ノートPCは丁寧に扱うよう心がけ、それでも万が一、偶然生じてしまったトラブルに対する備えとして、こういった防滴/耐荷重/頑丈さがあるという視点でスペックを見たい。
実際の製品ではこれら3つに加え、米軍規格「MIL-STD-810H」に基づく11カテゴリー/24項目のテスト(温度/湿度/振動など)、ASUS独自の8項目の耐久テストをクリアしているとのことだ。
ディスプレイは14型タンデム有機ELの非光沢パネルを採用しており、解像度は2880×1800ピクセル、リフレッシュレートは30〜120Hz(可変)、輝度は最大1400ニトだ。最近は、ノートPCやデスクトップPC用ディスプレイを問わず、ビジネス用モデルでも高リフレッシュレートのパネルを利用するものが増えている。Web画面のスクロールやカーソル移動などがスムーズに描画されるため、目の疲労を抑える効果もあるだろう。
一方、本モデルの可変リフレッシュレートは、省電力を視野に入れたものと思われる。
ディスプレイ上部のベゼル部分には、約207万画素のWebカメラ(プライバシーシャッター付き)も搭載している。また、顔認証対応のIRカメラも備えている。認証という点では、キーボード面にある電源ボタンに指紋認証センサーを内蔵している。セキュリティの面で複数の生体認証手段が用意されていると、普段の安心感につながる他、もしもの時の備えにもなる。
キーボードは日本語配列となっている。キーピッチも十分でスリムなわりには適度なストロークもあり、タイプしやすい。そしてプリントスクリーン(PrtSc)刻印のキーもちゃんとある。最近の同社製品ではここが別の刻印や別の機能になっているものが多かったので、本製品は確かにビジネスモデルなのだなと感じた。
なお、キーボード面の内部には左右3基ずつ、計6基のスピーカーとウーファーを内蔵して優れたサウンドを実現している他、ホワイトLEDのキーボードバックライトも備えている。
タッチパッドも大きめで、細かなカーソル合わせがしやすい。加えてハプティックタッチパッドになっており、ガラス質感の滑らかな感触で引っかかりがなく操作しやすい。6つのセンサーを備えていることで均一な応答性を実現する他、タッチパッド下にはモーターを備え、フィードバックが得られる。
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