レビュー

Meta Quest Proをハイブリッドワークで使って見る(前編)(3/3 ページ)

Meta(旧Facebook)のVRヘッドセット最新モデル「Meta Quest Pro」。「Meta Quest 2」の上位モデルとなるが、まずは実機を細かくチェックした。

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使い勝手が増した「Meta Quest Touch Proコントローラー」が付属

 新たに採用される「Meta Quest Touch Proコントローラー」はバッテリーが単三形乾電池2本から内蔵タイプとなり、3基のセンサーを装備することでヘッドセットからは独立して360度のフル稼働が可能になった。SoCはSnapdragon 662を採用し、「TruTouchハプティクス」によって触覚フィードバックの体験も向上している。


左手用のMeta Quest Touch Proコントローラー。サイズ感は、Meta Quest 2付属のコントローラーから輪っか部分を取り除いたイメージだ

右手用のMeta Quest Touch Proコントローラー。ストラップは着脱可能だが取り外しにはコツがいる

コントローラーの裏側に充電コネクターやトリガー、2基のセンサーが並んでいる

左右のコントローラーの実測重量は330gだった。左手用の方がわずかに軽く、Meta Quest 2のコントローラーに比べて片方で10gほど重くなった

Meta Quest Touch Proコントローラーを握っているところ。親指が置きやすいように若干角度が付いている

充電端子は内側部分にある

2基のセンサーと、トリガーボタン

コントローラーの上下を持ち替え、ストラップを外して付属のスタイラスペン先に切り替えることでペン入力も行える

専用の充電スタンドが標準で付属

 Meta Quest Proでは標準で充電スタンドが付属する。直径は約15cmあり、重量は実測で281gと安定感がある。ここにヘッドセットと2基のコントローラーを置くことで、同時に充電が可能だ。

 慣れないと端子の位置が分かりづらいが、いずれもマグネットで吸着し、装着時はサウンドが鳴るのとLEDランプが点灯(充電中はオレンジ、満充電時は緑色)するので困ることはないだろう。

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 電源用のUSB Type-Cケーブルに加え、コントローラー用の3ピンケーブルが付属しているので、1基ずつとなるがコントローラーを個別に充電できるようになっている。


付属の充電スタンドとACアダプター、USB Type-Cケーブル。USB Type-Cケーブルの長さは約2mと長い

別途コントローラー用の充電ケーブルも付属する。こちらの長さは約105cmで、ACアダプターの出力は45Wだ

充電スタンドにヘッドセットと2基のコントローラーを装着したところ。それなりの設置スペースが必要だ

別売の「Meta Quest Proコンパクト充電ドック」(1万780円)。2基のコントローラー用のスタンドと、パススルーでヘッドセットに充電するUSB Type-Cケーブルがセットになっている

Meta Quest Proコンパクト充電ドックで充電しているところ

付属品一覧

 次回は、Meta Quest Proを使って普段の業務に利用できるのかを見ていく。

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