「ROG Flow Z13 (2023)GZ301」はCore i9-13900H+GeForce RTX 4060 Laptopを搭載した驚きの2in1タブレットだった(3/5 ページ)
ASUS JAPANの「ROG Flow Z13(2023)GZ301」は、クールなデザインに、高いスペックを搭載したゲーミング2in1タブレットPCだ。シリーズの中でも最上位モデルである「GZ301VV-I9R4060」を入手したのでレビューする。
使いやすいデタッチャブルキーボードを標準装備
本機には、画面カバーを兼ねるデタッチャブルキーボードが標準で付属する。本体との接続は、Bluetoothではなく物理接点によって行う。
かなり強力なマグネットが搭載されており、本体に近づければ自然と合体するため、使い始めに手間取ることはないだろう。また、装着すれば自動的に認識される。
キーピッチは実測で横が19mm、縦が18mmで、キーストロークは1.5mmある。キーキャップにわずかにつけられたくぼみのおかげで、指を置きやすくなっている。スイッチの感触も絶妙に調整されており、タイピングの感触はとても良い。
ゲーミングPCらしく、複数キーの同時押しを正確に認識できる「Nキーロールオーバー」にも対応する。きゃしゃに見えるが、安定感は十分にある。奥側をあえて強く押し込めば多少はたわむものの、剛性はしっかりあり、気兼ねなくタイピング、コマンド入力に専念できる。なお、開発段階では2000万回の入力テストをクリアしているという。
ゲームやクリエイティブに有用 高速応答と色再現性を兼ね備えた画面
画面サイズは13.4型で、アスペクト比は16:10だ。最大解像度は2560×1600ピクセル(WQXGA)で、タッチパネルを搭載し、表面ガラスとして頑丈なCorning Gorilla Glass DXCを採用している。
光沢仕上げのガラスは輝度が低いと映り込みが気になりやすいが、本製品は最大輝度500ニトと明るいため、オフィスの照明程度ならば気になることはないだろう。
また、コントラスト比1000:1、リフレッシュレート165Hz、色域はDCI-P3のカバー率は100%と高性能で色再現性にも優れるスペックが公開されており、カラーサイエンス大手のPANTONE認証も取得している。
13.4型画面のアスペクト比は16:10、画面解像度は2560×1600ピクセルだ。輝度500ニト、リフレッシュレート165Hz、色域はDCI-P3 100%カバーと、ゲーミングにもクリエイティブにも活用できる高い性能と色再現性を兼ね備える
それでは、気になるベンチマークテストの結果を見ていこう。
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