車中でもハンズフリーでAlexaが使える「Echo Auto」 第2世代モデルはどこが変わった?:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/4 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする連載。新型に生まれ変わった「Echo Auto 第2世代」はどこが進化したのだろうか。
小型化されたことで車内設置も容易に
設置の手順を見ていこう。まずは本製品のUSBポートを車に差し込み(車にUSBポートがなければ付属の車載アダプターを使う)、電源が入る状態にし、Alexaアプリで本製品のセットアップを行う。この時点でマイクモジュールを先にダッシュボードに固定していても構わないが、ひとまず電源さえ入る状態でさえあれば、本格的な設置は後回しにしても問題ない。
作業が完了すれば、後はマイクモジュールに向かって呼びかけるだけで、Alexaが応答してくれるようになる。中身はあくまでもスマホのAlexaアプリであり、本製品を使ってそれを呼び出し、Alexaの発話は車のスピーカーから出力される形だ。言うまでもないが、Alexa経由で再生した音楽もまた、車のスピーカーから再生される。
ちなみに本製品の第1世代モデルは、本体が平たく、ダッシュボード上に載せて設置する構造だったため、存在感もかなりのもので、邪魔に感じることもしばしばあった。しかし本製品は、ピンマイクのように垂直面に貼り付ける構造を採用するため、狭い場所でも取り付けやすく、ボタンも押しやすくなった。
多くの場合、車のダッシュボードにはスマホホルダーなどが取り付けられていて、空きスペースが少ない場合もあるはずだが、本製品はコンパクトなため、すき間を利用して取り付けられる。応答を示すLEDさえきちんと見えれば、縦ではなく横向きに取り付けても問題ない。この小回りのよさは、第1世代モデルと比べた場合の大きなメリットだ。
続いて、Alexaの「Autoモード」を試してみよう。
関連記事
車の中でAlexaが使える「Echo Auto」、実際に車に設置した【基本編】
Amazonが新たに投入した「Echo Auto」。車の中で同社の音声アシスタント「Alexa」を使うためのデバイスだが、実際の使い勝手はどうなのか試してみた。車の中でAlexaが使える「Echo Auto」はカーナビの代わりになる?【活用編】
Amazonが車載用に投入した「Echo Auto」だが、実際の使い勝手はどうなのだろうか。利用ケース別に試してみた。ネットワークカメラの屋外配線に最適! 扉や窓を通せるUSBフラットケーブルを試す
ネットワークカメラを利用するにあたり、悩ましいのがカメラへの電源供給をどうするかという問題がある。壁に穴を空けるような工事を避けつつ、お手軽に利用できる方法を模索すべく、USBフラットケーブルを試してみた。屋外対応モデルと思わぬ相違点が? 屋内用小型ネットワークカメラ「Ring Indoor Cam」を試す
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は屋内用の小型ネットワークカメラ「Ring Indoor Cam」を試してみた。屋外設置に対応 Echo Showからも見られるネットワークカメラ「Ring Stick Up Cam Battery」を試す
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は屋内から屋外までオールマイティーに使えるネットワークカメラ「Ring Stick Up Cam Battery」をチェックした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.