Intel N100搭載の超小型ファンレスPCが登場/根強い? そろそろ終わり? Windows 10の需要:古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)
Intel N100をオンボードした超小型マシンが登場して話題を集めている。また、Windows 11と10の売れ行きの具合も、各ショップに聞いて回った。
6月末に登場したASRockのMini-ITXマザーボード「N100DC-ITX」に続き、4コア4スレッドで動作するTDP 6WのSoc「Intel N100」をオンボード搭載したアイテムが今週登場している。
Maxtang(マックスタン)の超小型PC「NX-N100」で、Windows 11 Pro搭載モデルが5万5000円弱、OS無しモデルが4万7500円前後となる(税込み、以下同様)。
-20度~60度まで耐えられる127mm角の超小型PC
約127(幅)×127(奥行き)×45.6(高さ)mm/重量が約691gのボディーを採用しており、天面全体がヒートシンクになっているファンレスデザインのモデルだ。標準で8GBのSO-DIMM(DDR4)と128GBのM.2 SATA SSDに加え、IEEE 802.11ac(Wi-Fi 5対応)チップなどが組み込まれている。
メモリは最大32GBまで拡張可能な他、2.5インチSATAドライブを1基追加できるスペースも備える。その他、2.5GbE対応の有線LANとHDMI出力端子を2基備え、USB 3.2 Gen 2端子を1基用意する。電力供給には付属のACアダプターを使う仕様だ。
入荷したオリオスペックは「無音で動きますし、VESAマウント付きですし、いろんな用途で興味を持つ人がいそうですね」という。OS無しモデルは初回入荷分が売り切れて、再入荷待ちの状況だった。
なお、シリーズにはWindows 10 IoTインストールモデルもあり、取り寄せ対応もしている。そちらの価格は5万9800円だ。
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