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「うんこドリル」と富士通、小学生向け“AI指南書”を無償公開 うんこ先生がクイズ形式でAIを解説
富士通と文響社がコラボして、AIの話題を取り扱った「うんこドリル」の冊子を制作した。
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「うんこドリル」シリーズを手掛ける文響社と富士通は9月6日、小学生向けにAI技術を解説するPDF冊子「Fujitsu×うんこドリル AIとのつきあい方」をWebサイトで公開した。クイズ形式などでAIについて楽しく学べるという。2024年8月31日まで無償で公開し、希望する教育機関には冊子でも無償提供する。
子供たちにAI技術の基礎知識や活用方法、倫理観などを学んでほしいという思いから、2社がコラボして制作に至ったという。作中では、シリーズに登場する“うんこねこ”や“うんこいぬ”が“うんこ先生”からAIについて学んでいくストーリーを展開する。子供たちが自らAIに関連するテクノロジーについて学習するように促す構成としている。
うんこドリルはユーモアがある設問やシュールなイラストで、シリーズ累計1000万部を超えている小学生向けの人気勉強ドリルシリーズ。
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