「MUGA ストイック PC5」はドン・キPC史上、最高スペックのPCだが実際はどうなのか 試して分かったこと(2/4 ページ)
ドン・キホーテが発売した最新ノートPCが、「MUGA ストイック PC5」だ。同社が「MUGA史上、最高スペック」とうたうIntel N100を採用した14.1型ノートPCの実力をチェックした。
フルHD表示に対応した14.1型液晶ディスプレイを採用
では本体回りを見ていこう。本体サイズは約323.4(幅)×219.9(奥行き)×19.9(厚さ)mmと、一般的な14型ノートPCのサイズに収まっている。厚さが20mm弱なのでカバンなどにも入れやすい。重量も公称値で約1.46kg、実測でも1.447kgなので持ち運びも可能だ。
本体は樹脂製だが手触りもよく、チープさは感じない。ボディーカラーは、ビジネス向けPCのような落ち着いたブラックで統一されている。
液晶ディスプレイはIPS方式で、画面解像度は1920×1080ピクセル(アスペクト比は16:9)だ。アンチグレアタイプなので、光の反射や画面への映り込みなどを気にせずに利用できる。
ただし、昨今のOLEDモデルや高品質な液晶ディスプレイを採用しているモデルと比べると、表示品質は明らかに一歩劣る。このあたりは、コスト削減の影響を大きく受けている部分だ。
なお、特にスペックの表記はないが左右の視野角は広く、左右から見ると暗く感じることもない。一般的なIPSディスプレイの視野角である約178度と同様だと思ってよいだろう。ディスプレイはほぼ180度まで開くので、対面の人に画面を見せることも対応可能だ。
ディスプレイ上部には約2メガピクセルのWebカメラが内蔵されている。物理シャッターもあるので、ビデオ会議などで不意に映り込むことを防止できる
インタフェースは割りきった構成で左側面に集約
インタフェースを見ていくと、必要最低限ながらバランスの取れた端子を備えている。USB Type-CとUSB 3.0 Type-A、HDMI出力、電源の各端子が用意され、USB Type-C端子は65WまでのUSB Power DeliveryとDisplayPort Alternative Modeにも対応する。付属のACアダプターは専用端子だが、別売のUSB Type-C対応ACアダプターも利用できるのは、MUGA 4からの大きなパワーアップポイントともいえる。
一方で、コスト削減か前モデルにあったmicroSDメモリカードスロットは省かれ、端子は全て左側面に並ぶ形だ。内部のスペースを見ると右側面は無線LANのアンテナがあるだけでスペースはあるだけにもったいなく感じる。
ちなみに無線機能は、Wi-Fi 6対応の無線LANとBluetooth 5.2をサポートする。
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