「確定申告書等作成コーナー」で不具合 Chromeでボタンを押せず/OpenAIが組織や企業向けの新有料プラン「ChatGPT Team」を提供開始:週末の「気になるニュース」一気読み!(3/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、1月14日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Stability AIがプログラミング向け生成AI「Stable Code 3B」発表
英Stability AIは1月17日、プログラミング向けの生成AI「Stable Code 3B」を発表した。非商用では無料で利用可能だ。商用利用にはStability AIメンバーシップに加入する必要がある。
Stable Code 3Bは、30億のパラメーターを持つ大規模言語モデル(LLM)で、2.5倍の大きさを持つCodeLLaMA 7bのようなモデルと同等レベルに正確で応答性の高いコード補完できるという。また、MacBook Airのように専用GPUを搭載しないノートPCでもオフラインで利用できる。
Stable Codeは、4兆トークンの自然言語データでトレーニングされた既存のStable LM 3Bの基礎モデルをベースに、コードを含むソフトウェアエンジニアリング固有のデータでさらにトレーニングを実施している。
大規模言語モデルのパフォーマンスを評価するためのマルチプログラミング言語ベンチマークであるMultiPL-Eでは、同規模のモデルと比較して高いパフォーマンスを示している。
Windows 11が「USB 80Gbps」対応に Devチャネルでテスト中
米Microsoftは1月11日(現地時間)、Windows 11 Insider PreviewのDevチャネル向けに、Build 23615をリリースした。このビルドでは、USBの最新規格であるUSB 80Gbpsがサポートされており、Intel Core HX(第14世代)シリーズを搭載した一部のデバイスで利用できる。
USB 80Gbpsは、仕様上の規格名では「USB4 Version 2.0」とされるものだが、一般消費者向けにはUSB 80Gbpsという名称が使われる。転送速度が従来のUSB4(Version 1.0)の40Gbpsから80Gbpsに引き上げられており、次世代の高性能ディスプレイやストレージ、接続性に対応する一方、従来のUSBおよびThunderbolt向けに作られた周辺機器との完全な後方互換もある。
この他、本ビルドではワイドスクリーンデバイスでWindowsを起動した時に、自動的にCopilotを開くオプションを追加している。また、EdgeブラウザのWindows共有ウィンドウで、WhatsApp、Gmail、X、Facebook、Linkdinに直接URLを共有可能になった。
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