レビュー
省スペースかつ静音省電力が魅力 手のひらサイズのNUCベアボーン「NUC BOX-1360P/D5」を試す(3/4 ページ)
今回はCore i7-1360Pを搭載し、DDR5メモリに対応する「NUC BOX-1360P/D5」を検証する。
CPUには第13世代CoreのCore i7-1360Pを搭載
CPUにはCore i7-1360Pを搭載する。第13世代Coreプロセッサ(開発コード名:Raptor Lake)のモバイル向けの中では高性能なモデルだ。
第13世代Coreでは、性能優先のPコアと電力効率優先のEコアを最適に使えるハイブリッドアーキテクチャを第12世代Coreプロセッサから継承しつつ、さらなる性能の強化が図られている。
このCore i7-1360Pは、Pコアが4コア8スレッド、Eコアが8コア8スレッド、合計12コア16スレッドのパワフルな仕様で、ビジネスはもちろん、ゲームやビデオ編集などクリエイティブなど幅広い用途に対応できるパワーを持つ。
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UEFIセットアップは堅実な内容
本製品は産業用のためか、特にユーティリティーなどは用意されておらず、UEFIセットアップもシンプルで堅実な内容だ。
CPUファン制御は完全オート制御の「System Auto」が標準だが、簡易的なカスタマイズは可能だ。「Automatic Mode」を選ぶと、ターゲットとなるCPU温度と、そのターゲット時点でのファンの回転速度レベルを9段階で指定できる
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