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トラックパッド搭載でiPadをガッチリ守る! 第10世代iPadに対応したロジクールのキーボードケース「Combo Touch」を試す(1/4 ページ)

第10世代iPad用のカバー兼キーボードに、新モデル「Combo Touch for iPad(第10世代)」が登場した。タッチパッドやキーボードバックライトを備えた本モデルを細かくチェックした。

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 iPadと一体化して持ち歩ける、ケースと一体になったキーボードを定期的にリリースしているのがロジクールだ。そのうち「Combo Touch」と呼ばれるシリーズは、トラックパッドを搭載し、かつキーボードバックライトも備えた全部入りのモデルだ。

 そんなCombo Touchに、第10世代iPadに対応した最新モデル「Combo Touch for iPad」(IK1059GRA)が登場した。Apple純正品と同じくSmart Connectorでの接続に対応したこの製品、メーカーから実機を借用したので、その特徴をチェックしよう。


ロジクールの第10世代iPad対応キーボードケース「Combo Touch for iPad」。収納時のボディーサイズは約190.9(幅)×253.3(奥行き)×18.7(厚さ)mmで、同社直販価格は2万4750円(税込み、以下同様)だ

iPadを全方向から完全ガード ボディーは比較的軽量

 Combo Touchシリーズは、iPad本体を覆うケースと、キーボードを組み合わせた製品だ。iPadと組み合わせて使うキーボードと一体型ケースの多くは、側面はガラ空きになっていることもしばしばだが、本製品は側面をも保護するカバーと、カバーをたたんだ状態では画面を覆うキーボードの組み合わせにより、iPadを全方向から覆う構造を採用している。

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 iPad本体を収納するケース部は素材自体に厚みがあり、耐衝撃性はかなり高いとみられる。一方、キーボードの裏側に当たる面、およびiPadの背面部は、ファブリック調の素材で、表面はざらざらとしている。高級感はあまりなく、好き嫌いの出やすい素材だが、一定の防水性があるのに加え、傷などにも強そうだ。

 重量は実測で563g(公称値は約572g)、iPad本体との合計で1041gだった。この手のキーボード付きケースでは、本体と合わせるとノートPC以上に重くなってしまう場合もあるが、本製品は1kgこそ超えてはいるものの、まだ軽量な部類に入る。本体側面まで覆われていることを考えると、合格点と言っていいだろう。


製品本体。ケース部(左)とキーボード部(右)がマグネットにより連結されている

ケース部はかなりの厚みがあり、耐衝撃性も高い。ただし1度装着すると、取り外しにはかなり苦労する

左側面。電源ボタン部が露出している

右側面。USB Type-Cポートはすぐにアクセスできる

正面。音量ボタンはケースの上から押す構造だ。Apple Pencilを通すホルダーも用意されている

反対側はケースとキーボード部を合体させる部分が若干飛び出している

カメラ部はフラッシュも含めてくり抜かれており、段差を感じない構造になっている

Touch IDを兼ねていることもあり電源ボタン部は露出している。段差のせいで触れにくい

背面部はファブリック調の素材だ。この裏側、キーボード底面にあたる側も同様の素材になっている

重量は実測で563gだ

iPad本体を足すと実測で1041gになる

 それでは、iPadを装着して使って見よう。

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