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快適な性能は当たり前! サイバーパンクな見た目も秀逸なゲーミングノートPC「Cyborg 15 A13Vシリーズ」を試して分かったこと(1/3 ページ)

ゲーミングPCは光る物が多いが、それとは異なるアプローチを取るモデルも存在する。エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)の「Cyborg 15 A13Vシリーズ」は、見どころが多いノートPCだ。

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 エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)から登場した「Cyborg 15 A13Vシリーズ」は、Intelの第13世代Core i7プロセッサとNVIDIA GeForce RTX LaptopシリーズのGPUを搭載したスリムタイプのゲーミングノートPCだ。スケルトンデザインやイルミネーション演出によるサイバーパンクな世界観、実売19万円前後から買えるコストパフォーマンスの高さも魅力だ。

 日本では、GPUやSSD容量が異なる3モデルが用意されているが、今回はCore i7-13620HとNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUを搭載したSSD 1TBのモデル「Cyborg-15-A13VFK-4125JP」を評価機として入手した。実機でその魅力を見ていこう。


MSIのCyborg 15 A13Vシリーズは、第13世代Core i7とNVIDIA GeForce RTX 40シリーズ Laptop GPUを搭載した15.6型ゲーミングノートPCだ。サイバーパンクな世界観の演出、求めやすい価格も魅力である

デザインと光で魅せるサイバーパンクな世界観

 Cyborg 15 A13Vのデザインテーマは「サイバーパンクの世界」。近未来を彷彿とさせる半透明デザインを底面のカバーやヒンジ部などに取り入れるとともに、WASDキーも半透明で内部が見える仕様になっており、キーボードバックライトが点灯するとひときわ鮮やかに光り、気分を盛り上げてくれる。

 このキーボードバックライトは、ゾーンごとに発光色を決められる4ゾーンRGB LEDバックライトなので、発光パターンもさまざま楽しめる。


液晶ディスプレイの天面は一見シンプルなデザインだが、カメラの裏やエッジ、ヒンジ部などが半透明の仕様になっている

底面は半透明のデザインが全面に採用されている。通気口を利用した大胆なロゴの表現も印象的だ

キーボードも、WASDキーや電源ボタンが半透明になって内部が見える

「MSI Center」ユーティリティーに統合されている「Mystic Light」で、キーボードバックライトの発光カラーやパターンを設定できる
キーボードバックライト発光の様子

GeForce RTX 4060 Laptop GPU搭載で快適なゲーミング体験を実現

 ゲーミング体験を大きく左右するGPUには、NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU(グラフィックスメモリは8GB)を搭載している。

 2023~2024年発売のゲーミングノートPCでの採用例がダントツに多い定番GPUで、現行のゲームタイトルをフルHD(1920×1080ピクセル)で高画質かつ快適なプレイができる描画性能とAI処理性能を備える。また、クリエイティブ用途でもGPUの活用が進んでおり、動画のプレビューやエンコード、AIを活用した超解像処理、ノイズ除去などを高速に行えるメリットがある。


グラフィックス機能として、NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUを備える。グラフィックスメモリは8GB(GDDR6)で、現行のゲームタイトルを高画質で快適にプレイできるパフォーマンスを備える

最大グラフィックスパワーは45Wだ。薄型のボディーのためか控え目に設定されている

パフォーマンス志向の第13世代Core i7を搭載

 本機のCPUは、Core i7-13620Hを搭載している。ノートPC向けの第13世代Coreプロセッサ(開発コード名:Raptor Lake)の中でもゲーミング/クリエイティブ用途を意識した高性能モデルだ。

 先代機(Cyborg 15 A12Vシリーズ)が搭載していたCore i7-12650Hから、最大周波数がPコアで200MHz、Eコアで100MHz上昇し、順当にパワーアップしている。

 なお、同世代のゲーミングノートPCで採用例が多いCore i7-13700Hと比べると、電力効率優先のEコアや内蔵GPUの実行エンジンを少し省いて低コスト化している。とはいえ、性能に大きく貢献するPコアについては、Core i7-13700Hなどの上位のモデルと同じ6コア(12スレッド)あるため、性能は優秀でコストパフォーマンスに優れる。

 また、メモリは16GB(DDR5 8GB×2)、ストレージはPCI Express対応SSDを1TBと、ゲーミングPCとして実用十分な内容だ。

 また、同社の公認サポート店では、購入後のメモリ増設に対応しており、本製品については最大64GBまで増やすことができる。公認サポート店のリストはWebページで公開されている。このような増設サービスは他社ではあまり例がなく、同社製品ならではの強みだ。


CPUはCore i7-13620Hを採用する。性能優先のPコアを6基(12スレッド)、電力効率優先のEコアが4基(4スレッド)で合計10コア16スレッドという仕様だ

メモリは16GB(8GB×2/DDR5-5200)を搭載している

ストレージはPCI Express SSDを1TB搭載する。評価機のSSDは、Western DigitalのWD PC SN560だった

CrystalDiskMark 8(ひよひよ氏・作)のスコア。ゲームがストレスなくプレイできる性能を持っている

メモリ増設サービスを行っている公認サポート店のリストはWebページで公開されている

 続いて、気になる冷却システムを見ていこう。

提供:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2024年3月21日

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