快適な性能は当たり前! サイバーパンクな見た目も秀逸なゲーミングノートPC「Cyborg 15 A13Vシリーズ」を試して分かったこと(2/3 ページ)
ゲーミングPCは光る物が多いが、それとは異なるアプローチを取るモデルも存在する。エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)の「Cyborg 15 A13Vシリーズ」は、見どころが多いノートPCだ。
新設計の冷却システムを搭載
ゲーミングノートPCでは、システムに高い負荷を長時間かけるため放熱設計も重要になるが、グラフィックスカードやマザーボードなどPCパーツでも高い実績がある同社の製品だけに不安はない。
本製品でも、薄型のボディーに最適化した強力なファンとシェアヒートパイプ採用のノートPC内蔵強冷クーラーを搭載しており、良いパフォーマンスを持続して発揮できるよう配慮されている。
システムにプリインストール済みの「MSI Center」では動作モード(UserScenario)の設定が可能で、性能重視や静音重視など、使い方や好みに合わせて選べる。ゲームプレイ時に自動的に「究極のパフォーマンス」に切り変えてくれる「Gaming Mode」という便利な機能も用意されている。
「MSI Center」ユーティリティーでUserScenarioを選ぶことで、性能優先(究極のパフォーマンス)、静音優先(サイレント)など自分好みの設定に変えることができる。状況に応じて、最適なScenarioを自動で選んでくれるモード(スマートオート)が標準設定だ
リフレッシュレート144Hzのゲーミング液晶ディスプレイを搭載
15.6型の液晶ディスプレイは、1920×1080ピクセル表示に対応する。パネル表面は照明や外光が映り込みにくいノングレア仕上げだ。
ゲーミングモデルだけに、一般的な60Hzより高速な144Hzのリフレッシュレートに対応する。リフレッシュレートを上回るフレームレートが出せる場合は、リフレッシュレートが高い方がゲームのアニメーションをより滑らかに、よりリアルタイムに近い状態で追うことができるため、ゲーム対戦も有利に進められる。
スピーカーは2スピーカー構成で音質も悪くない。Nahimicの音響ソフトウェアが導入されており、ビデオ会議向けやゲーミング向けの設定も用意されている。ゲームでの効果はてきめんで、爆発音や金属音などもリアルになり、臨場感のあるサウンドでゲームを楽しめる。
実用的なインタフェースを装備
ボディーはすっきりとした薄型タイプで、重量も軽めで扱いやすい。具体的なボディーサイズは、約359.36(幅)×250.34(奥行き)×21.95(最薄部)〜22.9(厚さ)mm、重量は約1.98kgだ。
通信機能は1000BASE-T対応の有線LANに加えて、Wi-Fi 6E対応の無線LANとBluetooth 5.3を標準で装備する。
USB端子は、Standard-A(2基)とType-C(1基)両方のコネクターを搭載しており、変換アダプターを経由せずにさまざまなデバイス接続に対応できる。
また、ディスプレイ出力として広く普及しているHDMI端子に加え、USB Type-C端子もDisplayPort Alternate Modeによる画面出力に対応しており、マルチディスプレイ環境を構築したい場合もスマートに対応可能だ。
右側面の奥側からDC入力(ACアダプター)、有線LAN、HDMI、USB Type-C(USB 3.2 Gen 1)、USB Standard-A(USB 3.2 Gen 1)の端子が並ぶ。USB Type-C端子はディスプレイ出力(DisplayPort Alternate Mode)にも対応する
最後に、ベンチマークテストで本機のパフォーマンスをチェックしよう。
提供:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2024年3月21日
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.