レビュー
ASRockの「DeskMini X600」には自作PC気分を手軽に味わえるロマンあり! “小さな”実機をじっくり検証した(4/5 ページ)
ASRockの「DeskMini X600」は約1.92リットルのボディーを採用するベアボーンキットだ。今回は実際の構成例や大体の予算感を解説する。これはロマンがある!
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
ゲームは弱いが仕事用や学習用に最適なミニPCが実現できる
初回起動時のBIOSセットアップについては省くが、確認するのはメモリやストレージが認識されているかどうか、メモリクロックは適正なプロファイルが読み込まれているか、CPU温度が異常に熱いようなことがないか(グリス不良や保護フィルムの外し忘れなど)などでいいだろう。
他はファンの回転数制御がデフォルトでSilentになっているので、高性能CPUを組み合わせる際は、まず「Performance」など回転数の高いモードで様子見し、しばらく運用して問題なければSilentに戻すなどした方がいい。BIOSセットアップが完了したらOSのインストールを行う。
なお、最近のASRock製品ではOSの初回起動時に「Auto Driver Installer」の通知が表示される。DeskMini X600に必要な各種ドライバのインストールを自動化してくれるものだ。
advertisement
肝心なのはユーティリティーとしてアプリ自体がインストールされるものとは異なる点だ。ドライバ導入後にWindowsの「インストールされているアプリ」で確認すれば分かるが、Auto Driver Installerはもちろん、ASRockのその他のアプリも一切インストールされていない。ドライバ充当を楽に行えつつ、行儀がいいと言うのがよいだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.