ニュース

鏡から映像が飛び出す!? NTTが肉眼で楽しめる「超鏡空中像表示システム」を開発 文化施設を中心に訴求(1/2 ページ)

NTTの人間情報研究所が、特殊なVRゴーグルや3Dグラスを使わずに空間中に映像を投影できる「超鏡空中像表示システム」を開発した。発表に当たり、プロジェクトを担当した同研究所の巻口誉宗主任研究員による説明が行われた。

 NTT(日本電信電話)は7月26日、VRゴーグルや3Dグラスを装着せずに、バーチャルキャラクターが鏡から飛び出して見える「超鏡空中像表示システム」を開発したと発表した。同社によると本技術は世界初とのことで、博物館や美術館といった文化施設への導入、デジタルサイネージへの活用、イベントなどエンターテインメントの場において、新たな映像視聴体験の創出が期待できるという。


NTTが開発した「超鏡空中像表示システム」(プロトタイプ)

「超鏡空中像」とは?

 「超鏡空中像」はNTTによる造語で、バーチャルキャラクターを鏡の中に表示するだけでなく、鏡の外にも自在に移動させることができるという映像表示技術だ。

 バーチャルキャラクターなどを、鏡の内から外へと連続的に空中に表示することで、高い“実在感”を実現している他、鏡の内外どちらに表示されている場合でも、ユーザーが自分の手を見ながら、双方向的かつ直感的な操作が可能になるという。

advertisement

 また、鏡を3面構成とすることにより、視域の拡大を実現している。公開されたプロトタイプでは4~5人が同時に空中像を視聴できるようにしている。具体的なデバイスのサイズは奥行きが約2mで、ハーフミラーの一辺が約60cmとなっており、20cmのサイズで空中像を表示できる。サイズは、用途に応じて「小型化」「大型化」どちらにも対応もできる。


超鏡空中像の特徴。バーチャルキャラクターを鏡の“外”に表示できるだけでなく、特殊なデバイス抜きでの複数人視聴も可能だ

鏡の中だけでなく外にも映像を投影できる

投影している映像に対して、手を使ったインタラクションを設定できるようになっている

鏡の外(空中)に表示されたコンテンツ。影もしっかりと再現されていることが分かる
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化
  2. あの名コンビの声が“公認AI”で6カ国語に! 麻布台ヒルズ「まんが日本昔ばなし展」で体験するAI音声の最前線
  3. 3万円台で充電ケースにディスプレイとAIレコーダー機能を内蔵! Anker「Soundcore Liberty 5 Pro Max」の気になる実力と使い勝手を試す
  4. デスクをすっきり整理できる「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」がセールで25%オフの2万4690円に
  5. 液晶ポリマー採用のSudokoo製ファンやSANDISK新SSD「Optimus」がアキバに上陸! ゲーミングデバイス「AIM1」など新顔多数の秋連休アキバ
  6. 25万以上が訪れるも異例の幕切れとなったTGS2026 MSIのゴッホコラボPCから手軽な配信アプリまで、会場で見つけた注目製品をレポート
  7. 15型PCや書類をスマートに収納する「ザ・ノース・フェイス Shuttle デイパック」がセールで20%オフの2万4649円に
  8. PCのストレージ不足解消と高速化に役立つ「キオクシア 2TB 内蔵SSD SSD-CK2.0N4B/R」がセールで10%オフの5万8480円に
  9. PC回りの音質を手軽に向上させる「Creative Pebble V3」が20%オフの4384円に
  10. 仕事からゲームまで幅広くこなせるミニPC「GMKtec M6 Ultra」が23%オフの9万2938円に