実売7980円! Ring初のパンチルト対応カメラ「Ring Pan-Tilt Indoor Cam」を試して分かったこと:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/4 ページ)
Amazon傘下のRingから、屋内向けのネットワークカメラ「Ring 首振り機能付きインドアカム」(Ring Pan-Tilt Indoor Cam)が発売された。その実用度はいかほどのものか、実機を使って見た。
Ringの「Pan-Tilt Indoor Cam」は、上下/左右の首振り、いわゆるパンチルトに対応した、屋内向けのネットワークカメラだ。
ドアベルも含め多彩なラインアップを展開するRingのカメラデバイスだが、パンチルト対応のカメラは屋内屋外向けを問わず本製品が初ということになる。メーカーから製品を借用したので、レビューをお届けする。
従来の「Indoor Cam」にパンチルト対応の台座が合体
本製品の外観は、従来の屋内向けカメラ「Indoor Cam」のボディー下部に、パンチルトを行うための台座が合体したかのようなデザインになっている。スマホアプリからの操作によって、台座が回転し、さらに前傾および後傾する仕組みだ。
一般的なパンチルト対応カメラは、向きを変えても目立たないよう、ボディーが球形になった製品も多いが、本製品はボディーがダイナミックに可動するため、カメラがどちらの方向を向いているのか、遠目にも一目瞭然だ。筆者もこれまでさまざまなネットワークカメラを見てきたが、ここまで大胆に動作するパンチルト対応カメラは珍しい。
本製品はプライバシー対策として、カメラのレンズを覆うカバーも搭載している。従来のIndoor Camにもあった機構だが、バネによって開閉がより行いやすいよう改良されており、使い勝手はよい。ただし、樹脂製ゆえのチープな感触は相変わらずだ。
なお、このプライバシーカバーは手動でしか開閉できず、アプリからのリモート操作で開けることはできない。目的を考えると当然の仕様なのだが、うっかり閉めたまま外出すると帰宅まで映像が見られなくなるので要注意だ。
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